将棋初心者のガイドブック(2024年版)

戦法について

おすすめは下記の通りです。
・振り飛車:中飛車
・居飛車:棒銀or早繰り銀+α
※正直何でもいいけど、おすすめは上です。

中飛車(滅茶苦茶おすすめ)


「ああ~初心者玉を囲え~、取り合えず、王様を囲え~あ~我ら~初心者玉囲え高校ぅ~」
何故かは知りませんが、初心者にの共通項として玉を囲わないことが多いです。え、貴方は囲うんですか? 良いセンスだ。
で、振り飛車の囲いといえば「美濃囲い」です。こいつ、めっちゃ固いです。なのに中飛車は破壊力抜群です。
中飛車に苦手意識を持つ居飛車党も多く、実戦的にも勝ちやすいと思います。
最初に覚えて、お墓に入るまでずっと使える戦法。それが中飛車です。

早繰り銀+α(居飛車指したいなら……)


「居飛車やってみたい! 藤井八冠みたいに!」という方いるかもしれません。でも、基本的にわたしは中飛車推します。覚えることも少ないし……。

はい、わかりました。そこまで言うのであれば、わたしも修羅の国へと案内いたしましょう。
居飛車の場合、まずは早繰り銀を覚えておいた方が良いです。
理由は、いくつかありますが、一番大きな要因は、相手に使われた場合の対処法を知らないと即死するからです。
相居飛車の将棋は信じられないくらい即死技が多いです。
(死にながら、少しずつ即死技を食らわなくなって立派な居飛車党へと育っていくのです。もしくは、殺されるくらいなら殺すみたいなバーサーカーが多い気もします。わたしは後者です)

さて、みなさん算数は得意でしょうか? 1+1は? そうですね。2ですね。これが将棋だと途端にわからなくなります。将棋において一番基本的な即死技が数の攻め。物量の前では、初心者もプロも同じです。
早繰り銀というのは、銀+飛車二枚の攻めです。早繰り銀も親戚みたいなものですが、棒銀より出来ることが多いです。
そして、この早繰り銀ですが、居飛車において何となく同じ攻めが出来てしまいます。相手が居飛車の場合はこれを覚えてしまえば何とかなります。

で、+αというのが、対振り飛車です。
振り飛車対策をそれぞれ用意しないといけないのがかなり面倒ですが、今回は割愛します。

基本方針

感想戦(対局の反省)

意見が分かれると思いますが、初心者の内は振り返りはしてもしなくても大丈夫です。
理由としては、振り返っても何が悪いのかわからないと思うので……。
※ただし、強くなるためには振り返りは必須だということを念じておきます。
多分スマホで将棋する人が多いと思うので、気になる部分はスクショしておきましょう。
将棋指しは局面の画像のツイートがあると、足を止めて考える生き物です。
振り返りをしたい場合はTwitterで聞いたり、教えて貰える人に聞くのがおすすめです。

インプット &インプット


YouTubeで強い人の動画を見ましょう。
そして、やはり気になる局面はスクショを取る。
実戦で真似をする➡失敗する➡動画を見る➡真似をする。
反省するよりも、真似をするのが大事だと思います。

まとめ

・戦法は何でも良いが中飛車がおすすめ。
・YouTube上に強い人がいるので、真似してみる。
・無理なく楽しむ。

以上になります。良き将棋ライフを。

一応上達法も記載しておきますが、本を買うお金が必要になったりします。
必要になったとき眺めてください。

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効率の良い上達方法(番外編)

※ここからはどちらかと言うと本当に勉強開始したい人向けの記事になります。気軽に楽しみたい勢はここで読むのをやめてください。

棋譜並べ

やんなくて良いです。推しがいる場合はやっても良いです。

棋書(戦法)

やんなくていいです。
将棋ソフトが便利過ぎて、ソフトに聞いた方が早いです。

詰将棋(必須★★★★★)

3手詰ハンドブック

絶対やってください。
答えはすぐ見て良いです。

200問一時間くらいで解ける様になるまで、周回してください。
暗記して良いです。むしろ暗記してください。


次の一手問題(必須★★★★★)


ロジカルな必死(共通:必須★★★★★)

美濃崩し(居飛車党:必須★★★★★)

基本的にこの二冊をやれば大丈夫なはず。
美濃囲いは崩し方知らないと壊れない仕組みなので、居飛車党は一冊多く本を買ってお勉強してください。

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