ハッとしたエピソードがある。

現在滞在しているシェアハウスOPTIONの庭にはネギ、にんじん、玉ねぎ、春菊などが植えられている。

OPTIONの管理人のさやちゃんから、一通りどこに何の野菜が植えられているか聞いたけど、春菊がどれかわからなくなって。

この辺に植えられているだろうと思った場所には、雑草たちもわさわさ生えていて正直どれが春菊かわからなかった。

ある日さやちゃんが庭で手入れをしていて、その時に「春菊ってどれだっけ？」って聞いて、これだよ〜って教えてもらった後に、

「実際に葉っぱをちぎって食べて確認するのも手だよね」って言われて。この一言にハッとした（確かに、春菊は特徴的な風味があるからちょっとかじっただけでもわかるはず）。

知らないことでも、わからないことでも、まずは自分が体験/体感する。その大切さがその言葉の裏側にある気がした。

間違って春菊じゃない草を食べて自分がお腹を壊したらどうしようとか、水で洗ってないから汚いんじゃないかとか、どれが春菊なのか100%理解していないと収穫できない、とか、全ては自分が「不安」っていう感情を抱いていたから何も手が出なかった。

この件に限らず、不安な時とか自信がない時こそ、色々躊躇しちゃうよなぁ自分、とも改めて思った。

「自分の感覚を信じて、自分の五感で物事を確認する」を大事にしたいなあ。あと、自分がどうしてそういう感情になったのか。その感情の根本にある自分の価値観や思い込みを見つめていきたい。

＊そもそもスマホで「春菊」って画像検索すればよかったのかもだけど、いい気づきになったなぁ

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