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17.換気システムを考える

以前、換気システムについて考えるのがイヤになって現実逃避した・・・という話をしましたが、その後どうなったかと言うと・・・

換気についても話すと長いんですが、ちょっとお付き合いくださいませ。

性能に拘るとなると、換気システムについてもしっかり理解した上で選択した方が、後悔しないと思います。

■そもそも換気システムって何?

改正建築基準法が施行された2003年7月以降、
全ての建造物に24時間換気システムを設置することが、原則として義務付けられました。

何のために?

シックハウス症候群の予防が目的です。

シックハウス症候群は、主に建材や家具などから発生する『ホルムアルデヒド』などのさまざまな科学物質が原因で起こると考えられています。

また、気密性の高い住宅が増えてきたこと、ライフスタイルの変化から換気する機会が減少した、などという理由によって国交省は24時間換気システムを義務化しました。

換気システムに関しては、まぁ、それはそれは色々な方が色々な考えのもとお話しされています。

Youtubeはもちろん、ちょっとググるだけでもかなりの情報が溢れています。情報があるのは有り難い反面、私のように迷子になると大変です・・・

私の師匠の動画を載せておきますので、参考程度にご覧下さい。
検索すれば他にもたくさん出てきます。

■結局どうしたものか・・・

依頼先をCOMODOに決めた時には正直、換気システムのことはほぼどうでも良くなっている自分がいました。

あんなに悩んどったのにーーー!?

それくらいCOMODOの建築が好きというのがあったし、春秋など気持ちのいい季節は窓を開けっぱなしにすることが多い私にとって、換気システムはそこまで重要じゃないのではないか?と思えてきました。

居心地のいいおウチができたらええやん(*^^*)

とはいえ、正直まだちょっと悩んでおります・・・重要じゃないとはいえ、寒いもんは寒いし暑いもんは暑い。良いシステムを導入すればそれなりに快適な生活が待ってる?
う〜ん・・・難しい・・・

■第三種換気、圧勝??

全国的にみて一番採用されているのが、第三種換気。
導入する決め手はやはりコストでしょう。

第一種換気にするにはそれなりにコストもかかりますし、ただ第一種にすりゃいいってもんでもない。

きちんと性能を担保し、換気計画を計算した上でなら威力を発揮しますが、中途半端な性能に換気だけ良い機械を採用しても換気計画が上手くいかず、思ったより暑い・寒いという事態に陥ってしまうこともあり得ます。

さまざまな家の性能が絡み合った上での換気計画となるんです。

■換気システムについての勉強は必須

ざっと換気について説明しましたが、こんなものはまだ序の口です。
知れば知るほど奥が深く、沼にハマるんです・・・
もしかすると、調べない方が幸せなこともあるかもしれません。

とはいえ、それぞれのメリット・デメリット、コストバランス、それらをちゃんと知った上で選択できる方がいいに決まっています。

途中で考えるのがイヤになって放棄したという気持ち、多少分かっていただけたでしょうか・・・

COMODOでは基本的にダクトレス第三種換気を採用しているんですが、ダクト式第一種換気にもできると言われました。(まぁ、予算があればどうとでもできるワケです・・・)

換気の沼にハマった私が、最終的に採用した換気システムは何だったのでしょう?
私も未来の自分の選択が気になる〜。

おそらく、予算との兼ね合いになると思いますがね・・・ははははは・・・


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