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先延ばし癖にさようなら!原因を知り、自分に合った解消法を見つけよう

皆さんこんにちは。Hyko/ヒコです。

皆さんにも、今年こそは英語を学ぼう。

今日からジム通いスタートだ。ブ

ログを1ヶ月に1回は書くぞ。

と思っていてやらずに放置しているものってないですか?

そんな先延ばし癖ってありますよね。

僕はブログやTwitterを始めるまで7年くらい先延ばししていました。笑

生活をする上で必須ではないけれど、早く始めていればよかったと思うことは多々あります。

ちなみに1万年前からギリシアの哲学者はこのことを「AKRASIA」という言葉で表していたくらい、この先延ばし癖というのは昔から存在しているようです。

スマホ、SNS、YouTubeが日常の一部となっている現在は気が散ることや誘惑がいっぱいなので、1万年前よりも多くの人に先延ばし癖が浸透している気がします。

そこで今日は以下の3つをこのnoteで解説していきます。
・先延ばし癖の原因
・先延ばし癖をなくす2つの原則
・先延ばし癖をなくす3つのルール

このブログを読み終わる頃には物事を小さく始めるコツを知るので、あとは行動に移すだけです。

つまり先延ばし癖を克服できます。

では見ていきましょう。

先延ばしの原因

先延ばし癖は典型的な現在志向バイアスの一例だそうです。

現在志向バイアスとは、将来の大きな利益(遅延報酬)より、目の前の小さな利益(即時報酬)を追ってしまう心理です。

例えば、筋トレをするか鬼滅の刃をみるかの2つの選択肢があるとき、僕たちは「筋トレは明日でいっか!」となって鬼滅の刃を観る傾向があります。

つまり僕たちは長期的なゴールよりも、すぐに得られる満足感を好む傾向があるようです。

痩せないといけないと分かっていてもついつい甘い物を食べてしまう。

節約してお金を貯めないといけないと分かっていてもついつい洋服を買ってしまう。

ダメだと分かっていてもついついやってしまう。

すぐに満足感を味わえるものを優先してしまう。

これが他の行動が後回しになり、先延ばししてしまう原因です。

こんな厄介な先延ばし癖ですが、打ち勝つための対策があります。

それでは次に、その向き合い方について詳しく見ていきたいと思います。

先延ばし癖をなくす2つの原則

先延ばしの原因に対応していくには、目先の小さな利益だけが優先されないようにすることが重要です。

これはつまり、将来の大きな利益を得るための行動をどんなに小さくても始めることが一番最初に必要になるということです。

そのためには、必ず知っておかないといけない2つの人間の特徴があります。

これを知っている人ってどれくらいいるんですかね。僕は現在35歳ですが最近まで知りませんでした。

これを知っているか知らないかで先延ばし癖をなくす確率がかなり変わってきます。

では見ていきましょう。

本当のモチベーションの上げ方

「やるやる」と言いながら行動に起こさない人の言い訳の代表が「モチベーションが上がらない。」ですよね。

実は、行動を起こすからモチベーションが上がって、モチベーションが上がるからまた行動を起こすという順番なんです。

これを聞いてどう思いますか?みなさんも、モチベーションがあるから行動すると思っていませんでしたか?

でも逆なんです!!

Jefe Haden の 『The Motivation Myth』(2018) で言っています。
「Motivation is not the cause of action. It is the result of action.」
「モチベーションは行動の原因ではなく、行動の結果である。」

つまり、行動が先にきてモチベーションが後にくるみたいです。

てことは何でもいいからまず行動を起こさないといけないんです。

そうしないと何も始まらないわけです。

そこで鍵になるのがはじめの一歩です。

はじめの一歩の重要性

Steven Pressfeild の『 The War of Art』(2011)でこう言われています。

「resistance as a universal force that has one sole mission to keep things as   you are, preventing action, creativity and progress.」
「抵抗は僕たちを変化させない、発展させないための強制力であり、先延ばし癖の着火剤である」

とこの本では言われています。

そして一度行動を起こしてしまえば、みるみるうちに先延ばし癖は弱まっていくと言われています。

イメージしてみてください。

バイクが故障して止まってしまったとします。

それを自力で動かそうとする最初の方ってとても力が必要になりますよね。

けれど、一度動かしてしまえばある程度勢いがついて最初よりも少ない力でそのバイクを動かせると思います。

こんな感じです。

他になんか良い例えないですか。。。笑

要するに何事もエネルギーを一番使うのは最初なので、最初が一番めんどくさい気持ちになったり、大変な気持ちになるということです。

けど、そこさえ乗り越えればあとは流れに任せていても勝手に進んでいくというわけです。

では、具体的にどのような方法で、最初の一歩を踏み出せるのでしょうか?
ここからはその具体的な方法である3つのルールを最後にご紹介します。

先延ばし癖をなくすための3つのルール

以下の3つのルールを守ることで画期的な先延ばし癖対策になります。
・2分ルール
・5分ルール
・10分ルール
では2分ルールをみていきましょう。

2分ルール

2分ルールというのは、もし僕たちに2分以内で完了できそうな未解決のタスクがあった場合に、直ちにそのタスクに着手して終わらせるというものです。

David Allen の『 Getting Things Done』(2015)で言っています。
わかり易い例だと夕食後のお皿洗いとか、洗濯物の取り込みとかも2分以内でできるタスクになりそうですね。

次は5分ルールです。

5分ルール

2分以内に終わることばかりじゃないときのためのルールです。

これは2分ルールとは違って、このルールは終わるか終わらないかは別としてとりあえず5分だけ始めるというものです。

例えば、やっておきたい作業があるのに、見たいテレビがあって先延ばしにしようとしていたときに「5分だけ!!」と決めて作業を開始するというものです。

これらのルールで、はじめの一歩を小さくして行動を起こしやすくしています。

そうすることで、はじめの一歩本当のモチベーションの上げ方の2つの原則に沿うことができます。

そして最後に10分ルールです。

10分ルール

実はこれ、僕が直近2年続けているものです。

このルールは1項目に対して1日10分だけやるというものです。

1日の中で必ずやりたいことをリストアップして、それぞれに10分ずつ割り振ります。

下記がそのリストです。
・本を2冊読む - 20分
 ・10分 × 2冊
・絵を描く - 10分
・アート鑑賞とアウトプット - 10分
・英語のシャドーイング - 10分

2年以上続けている感想としては、10分というのが自分にとって長すぎ短すぎない丁度いい長さです。

あまり気分がのらないときでもとりあえずやってみようという気持ちになります。

その理由としては隙間時間を使ってできる長さだからです。

友達との待ち合わせ時間、電車を待つ時間など、ちょっとした隙間時間にうまくフィットします。

そして10分は短すぎないという点も重要な点です。

短すぎると全くやった気分になりませんが、10分だと腹8分目くらいで終えれるのでその日の達成感もありますし、やりすぎた感がなく次の日にすぐやりたい気持ちがでてきて一石二鳥だと感じています。

この3つのルールをうまく活用して、まずは「はじめる」という一番最初の障壁を越え、上手くモチベーションをコントロールしてみてください。
きっと先延ばし癖は軽減されると思います。

最後に

ここまでで、先延ばし癖に関する以下3つをみてきました。
・先延ばし癖の原因
・先延ばし癖をなくす2つの原則
・先延ばし癖をなくす3つのルール

先延ばし癖をなくすには、その原因と人間が本来持つ傾向を正しく理解し、意志の強さや気合いではなく気軽に行動を起こせる仕組みをもっていることがとても重要です。

先ほどの10分ルールのように僕は僕なりの形で、サクッと行動を起こせるメソッドを作りました。

自分の性格、ライフスタイルを踏まえて、それらに合った方法を見つけることができれば、先延ばし癖が解消され、楽しく充実した人生にするための大きな要素となると思います。

このnoteがに少しでもお役に立てたらと思います。

では今日はこのへんで!!

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