見出し画像

ランジャタイの伊藤さんへ私はここで生きています。

わたしはエッセイが好きだ。

ここ、数か月で3冊のエッセイを読んだ。ランジャタイ国崎さんの『へんなの』、西加奈子さんの『くもをさがす』、ランジャタイ伊藤さんの『激ヤバ』だ。

(今は吉本興業の大﨑元会長が書かれた『居場所』を読んでいる途中だ。次はオズワルド伊藤さんの本が読みたいな…なんて思っている。)

エッセイは、「現実を生きている」わたしではない誰かの人生を覗かせてもらえるから好きだ、と思った。このあり得ない話が現実に起きたことなのだという事実はわたしを安心させるのだろうと思う。「あ、こんな悩みを持っているのはわたしだけじゃないんだ」といった感じかな。

ランジャタイ伊藤さんの『激ヤバ』は、とにかく『激ヤバ』だった。後輩たちと車で旅行に行った時に、運転している後輩が5回も誤って高速を降りてしまった話、とか、後輩にタバコを腕に当てられた話、とか、相方である国崎さんの話とか。

限りなくフィクションに近い話なのに、まさかのこれはノンフィクション。

時に涙腺が刺激され、時に脳が揺さぶられ、そして心が癒された。

ここでもやはりわたしは安心した。これがノンフィクションであってくれてありがとう。現実に起こった出来事でありがとう。

同じ物事を体験していても、感じ方、切り取り方は人それぞれ。伊藤さんのそれは、切り取り方とそれを表現する言葉の選び方が天才的だった。そして、それを現実に起こるものとして引き寄せる伊藤さんもまた絶対に天才だと思った。素直で優しくて、とっても変で、あり得ない存在。ランジャタイ伊藤さん。

ちゃんと本のなかで出逢えました。わたしもここで生きています。

話は変わるが、『激ヤバ』の割としょっぱなに出てきたPOISON GIRL BANDさん。「中日と牛乳を混ぜて、中日オレを作り、つぶつぶ中日を飲もうとしている」というネタをM-1でやった彼らもまた改めてめちゃくちゃ天才だと思った。どう考えたら、中日に牛乳を混ぜようという発想に至るのだろうか。

わたしは芸人という職業がこの世で1番かっこいい仕事だと思っているし、芸人さんをとても尊敬している。THE SECOND、だが情熱はあるなどを最近も観ているが、やはり何歳になっても一生懸命な人はとてもかっこいい。

だから、わたしもそんな一生懸命に少しだけ元気をもらって、ちょっとだけ日々を頑張ってみようかなと思えるわけです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?