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「表現力を売る。」日記!①



《このシリーズでは、この企画で起きたことを

発起人の現代彫刻家・涼平が、

日々、
日記のように書き綴っていきます。

まるでドラマのように、
素敵で、時に危ういこの日々を、
どうにか残しておきたくて

そしてこれを見てくれているあなたと、
共に楽しみたく、書き始めました。

どうか共に、この物語の行く末を、
あなたと共に楽しんでいけたら幸いです。》

始まり

始まりは本当にふとした瞬間で、いつものように、 まだ考えも浅いまま 思いつくままに しかし勇気を振り出して 叫ぶかのように呟いてみたら

世界は多分ひっくり返った。大音響の後のような、世界が目の前に広がっていた。
しかしあまりにも世界は静かだ。
革命が起きたことをまだ僕たちしか知らない。

そこには未知しかなかったけれど、あまりにも安心して、僕たちは歩き出せた。

いつだって世界はドラマチックだ。


始まりは今年6月28日のことでした。


きっかけ

この企画は、書き手の僕、現代彫刻家・涼平が思いついた1つのアイデアから始まりました。
アートで人を幸せにしたい。そして僕も幸せになる。
僕は自分も幸せになって、人も幸せにしようとした時の、世界一素敵なパワーの大きさを知っている。
日々、思惑を巡らせては、周りの人間を巻き込んで実験を繰り返していました。

世界中の、自分に関わる全ての人を幸せにすることを夢見て。

いつだって世界はドラマチックで、予期なんてまるで意味をなさない。
いつものように僕は考えていた。人を巻き込む以上は、本当に思いつきというわけにはいかないから、自分なりに考えに考えて、
そしてようやく、原案が完成した。

僕はワクワクが止まらない。これで、これでようやくアートの力で人を幸せにできるかもしれない。

まずは、内容をあらかじめ発信しておいて、その上で協力してくれるメンバーを探そう。

いつだって世界はドラマチックで、予期なんてまるで意味をなさない。
1つのメッセージに気がついた。今から思えば、世界はもう、その時にはひっくり返っていた。

世界はあまりにも静かだった。

再会

タイアップってなんだっけ、企画書?事業計画書?知らない。
そこには未知のワクワクと少しの焦燥感があるだけ。
『僕とともに企画を作り上げて欲しい。』

もちろん。
僕はようやくひっくり返った足元に気づいたが、もはや気にもしない。
早くやろう。
最初の協力者で、僕とタイアップでこの企画を運営してくれる、高校時代の友人で、
名古屋大学法学部に在籍する、後藤大智くんだった。

僕はいつだって涙もろかった。