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未来に地図帳 人口減少日本で各地に起きること

こんにちは。先週は私用で実家に帰省していて、本を読む時間はあったのですが集中できず1ページも読めませんでした。昔から家では殆ど集中できなかったのですが、今も変わらず…。環境って重要です…。

さて、今日読んだ本は「未来の地図帳」です。
構成は大まかに前半はデータを活用した客観的な日本の現状と展望で、後半は筆者の主観的な対策の提示となっています。

少子高齢化、人口の減少、地方の過疎問題など騒がれ続けていますが、刻刻と日本の人口は減り続けています。

私の人口問題に対する考えはいかにして子供を産むかということに帰結していたのですが、どうやらそうではないようです。

我が国に求められているのは、人口減少を前提として、それでも「豊かさ」を維持できるよう産業構造をシフトさせていくことであり、国民生活が極度の不自由に陥らぬよう社会システムを根本から作り替えていくことである。


そこで令和時代に求められる5つの視点を挙げています。

①拠点という「王国」を作る
②基礎自治体の単位を都道府県とする
③働くことに対する価値観を見直す
④「在宅医療・介護」から転換する
⑤東京圏そのものを「特区」とする

筆者のいう「王国」はコンパクトシティとは違い単に人を集約するものではない。

そこに住めば、豊かで、便利で、スマートな恰好いい暮らしが手に入ると思えるような場所にすることが重要です。

そして、この国が王国がいくつも点在し「ドット型国家」に生まれ変われば筆者が繰り返し主張してきた「戦略的に縮む」という成長戦略は完成すると述べています。

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(所感)

つい先週、参議院選挙が終わり、私の選挙区である神奈川は4枠あり自民公明立憲はほぼ確定しており、残りの1枠を共産、維新で争っていましたが維新の松沢さんが当選しました。

話題になっていましたが、維新の松沢さんは横浜のカジノ計画に賛成し、さらに江戸城の再建をスローガンに掲げていました。

本書を読んで地元の神奈川の問題点などを認識し、今後の展望に不安を覚え根本的な対策を講じなければいけないとは思いましたが、江戸城再建はやっぱり違うのではないかと思います。

今回の参院選の投票率は5割を切っていたそうですが、やはり一人一人が現状の問題を認識し、将来を危惧し、政治に関わる必要があると強く感じました。

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