見出し画像

事例紹介|生産性向上と通信安定化を目的に、Wi-Fi環境をリニューアル!株式会社コクヨ工業滋賀 様

全国の法人様向けに、情報機器の販売とサーバー、ネットワーク構築を展開する株式会社ハイパーでは、昨今の働き方やオンライン化の流れをうけ、Wi-Fi環境の構築サービスにも力を入れています。
今回、バッファロー社サポートのもと、株式会社コクヨ工業滋賀 様のWi-Fi環境リニューアルを担当させていただきました。
オンライン会議やモバイル端末増加に伴い、無線環境の見直しを検討されている方は参考にしてみてください。

https://hypervoice.jp/wi-fihyper

Wi-Fiの不調とオンライン会議の増加

コクヨ株式会社の生産子会社として、Campusシリーズで知られるノートやルーズリーフなどの紙製品を製造する株式会社コクヨ工業滋賀。琵琶湖の環境保 全を目的に「ReEDEN(リエデン)プロジェクトを発足させ、葦(ヨシ)を原材料とした自社オリジナルブランドも手がけています。国内最大級のノート工場では 製造のほとんどがオートメーション化され、ネットワーク経由で生産設備の管理を行っています。既存のWi-Fi設備では通信が不安定になっていたことから、設 備を全面的にリニューアル。オフィスエリアでは大規模なオンライン会議でも通信速度が低下することがない快適なWi-Fi環境を実現しました。

コクヨ工業滋賀さまの工場では、少人数で製造工程がスムーズに進むようPLCで生産設備の動作制御をしています。生産性向上のために稼働状況に応じながらプログラムを随時変更しており、最適化のためには設備を目視で確認しながらの指示が必須。以前はWi-Fiが利用できない場所が幾つかあり、オペレーターがその都度PLCを有線でつないでいました。

また、コロナ禍によりオンライン会議が急増し、多台数接続による負荷が高まって通信速度が低下する問題が頻発。
「10人ほど参加したい会議でも代表者2~3人が接続し、他の者は周りで聞いているだけの状態でした。」と振り返ります。

解決策

  • 広域に安定したWi-Fi環境を構築

  • Wi-Fi 6(11ax)対応機器を導入

費用対効果に優れた無線LANアクセスポイント

工場全域のWi-Fi整備に、安定通信に対応した「WAPM-1266R」を選定。バッファローのWi-Fi機器は専用Wi-Fiコントローラー不要で設定・管理可能なためコストパフォーマンスに優れています。32台を導入し、工場内の他設備と干渉が少なく高速通信が可能な5GHz帯でWi-Fiを構築しました。

SSIDごとにRADIUSサーバー指定可能

事務所と会議室、食堂にはWi-Fi 6(11ax)対応の「WAPM-AX8R」を設置し、マルチギガ対応スイッチ「BS-MS2016P」と2.5GbEで接続。「コクヨ本社からの出張者と弊社のパソコンでは所属ドメインが違うため利用者認証のRADIUSサーバーが別なのですが、『WAPM-AX8R』と『WAPM-1266R』はSSIDごとに認証経路を指定できることも決め手でした。」とおっしゃていただきました。

今回導入した機器

本商品で採用しているWi-Fi 6(11ax)は、従来に比べ、5GHz帯ではWi-Fi 5(11ac)の約1.4倍、2.4GHz帯ではWi-Fi 4(11n)の約2.9倍の転送速度を実現しています。大容量のデータを短時間で転送でき、無線LANを介した資料のダウンロードがスムーズに行えます。また、Wi-Fi 5 以前の従来規格(11ac/n/a/g/b)のみに対応する端末も、従来規格の速度で接続できますので、お持ちの無線端末を買い替えずに、新しい無線LAN環境をご利用いただけます。

本件の事例PDFはこちら

まとめ

Wi-Fi環境を見直すことで、コストの削減と通信環境のアップデートはもちろん、働く人の仕事のしやすさ、生産性、エンゲージメントも向上します!
当社では、お客様の要望に合わせた環境構築、メーカー選定をさせていただきます!お気軽にお声がけください。

関連記事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?