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女の恨み辛みは時空を超える?-とある男性が不倫をしていた…。本当にあった怖い話

その男性が不倫をしていたという話は、以前から聞き齧っていた。
ダブル不倫だったそうだが、彼はなんと十数年に渡り、隣県の女性のもとへ通ったそうだ。
もちろん、中だるみ?的な時期もあったらしいが、端から聞いていても、婚姻期間18年中12年におよぶ不倫は長い…。
ただの恋人だって、そんなに長くは続かないだろう。
よほど魅力的な女性なのかと聞いてみたら、そうではないらしい。
しかし彼の話を、とにかく良く聞いてくれたし、相手の女性も家庭がうまく行かないことに苦しんでいたそうだ。
結婚生活で得られない安堵を得ていたのかもしれない。お互いに。

私は、自分に関係のないひとが過去に不倫をしていた話を聞いても、別になんとも思わない。
世の中には色々な人がいて、色々な事情を抱えて生きているのだ。
第三者が一辺だけを切り取って、さも偉そうに「不倫は悪だ」と断じることのほうが恥ずかしいと私は思う。

そのあとまた、その男性からダブル不倫の話を聞く機会があった。
諸事情により好きでもない女性を妻にし、湯水のように財を使い込まれ、存在を疎まれ、軽視され、最終的には妻に「もうあなたとはセックスしたくないから外で他の女としてきて」と言われ、復讐心から不倫をはじめたそうだ。

なるほど。
たとえ家庭を持っていても、それほどにも大切にされなければ、浮気をする気持ちが起きるのかもしれない。それに「外でしてきて」と妻が言うのであれば、それは「浮気許可」とも受け取れるかもしれない。
行動にうつしたことこそないが、私もそんな気持ちになったことだってある。だから、彼のしたことを悪いことだとも言いきれない。

その後また、その男性から話を聞く機会があった。
そして、その時ふと思った。
あれ?
不倫の年数と子どもの年齢が合わなくないか??


余談

ちなみに私は生理から生理までの期間、身体に入れるのはひとつの棒だけと心に決めている。妊娠したときに自分が困るからだ。
え?棒を入れる寸前までなら問題ないかって?
うん。
ま、そーゆーときもあるよね。笑

そんなわけで。私自身の諸事情により、昨日と今日、違う女とセックスする男が嫌いだ。
なぜかって?
自分がされたからさ!!笑

noteのネタにもなったし若かったし勝ったから、良き思い出ではあるけれども。ニヤリ。

余談終了!


そんなわけでその男性に質問してみた。
「子どもの年齢と不倫の期間が計算しても合わないんだけど、同時にふたりとセックスしてたってこと?」
すると説明してくれた。
不倫相手ともずっと上手く行っていたわけではないし、家庭を平和にしようと努力した期間もあった。
その時にたまたま、妻が妊娠したそうだ。
なるほどねぇ。
ま、そういうことも世の中には、あるよね。


そんな話を聞いて帰宅すると。
孫が笑顔で出迎えてくれた。
歩き始めたばかりなので多少あゆみは拙いが、それがまた、かわいい。
一緒に出迎えてくれたあーちゃんは、少しお疲れの様子。
妊婦で幼子を世話していたら、気持ちも身体も疲れるよね。

そして、先程の男性の話を思い出した。

彼のダブル不倫は。
幼子を抱えた妻の知らぬところで行われていたのだ…。

夫1の浮気だってそうだ。
私が24時間、長男の世話に明け暮れていた隙に他の女とセックスしていやがった。

夫2だってそうだ。
子どもが病気でも、新生児がいても、構わずに遊びに行っていやがった。

女の恨み辛みは時空を超える。

ゆ、許せん…。
幼子を置いて不倫に出かけるオトコ…。
ありえないだろ!💢

いやこれが。
noteでさらっと読んだ話なら。
そっとページを閉じてブロックすればいい。
勘違い男が武勇伝気取りで話したのなら、へー?と言って聞き流し、そっと席を立てばいい。

だが。
それが…。

自分の恋人だったとしたら???

あなたなら。
どうする??

「誰にもバレなかったから100点でしょ。」と満足そうに言った顔を思い出した。
「不倫はバレてもバレなくても0点!!」と返したら笑っていたが。

私もかつては。
幼子を抱えたまま、置き去りにされた妻だった。

許せない。

女の恨み辛みは時空を超え…。

気が付くとラインを送っていた。

「もう恋人やめよう。私は許せない。幼子を置いて不倫に行くオトコが」

これが私の結論。

器が狭くて笑っちゃう?

だって。
時空を超えたんだもん。

あのときの苦しみと悲しみが。