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優しくない人なんて存在しない

いつもは車で通勤している。
が。
今朝。
雪がたくさん積もったので、渋滞に巻き込まれて立ち往生するのが嫌で、歩いて出社することにした。

Googleによると徒歩45分。
てくてく歩いていると。
歩行者が通りやすいようにと、わざわざ歩行者用に丁寧に雪をかいてくれている場所もあった。
本当にありがたい。

道々に雪かきをしてくださっている方がいる。
もちろん初対面ではあるが「おはようございます。雪かき、ありがとうございます。」と声をかける。
嬉しそうに「気を付けて行ってらっしゃい」と声をかけてくださる方もいる。

世の中の人は、みんな優しい。

優しくない人なんて存在しない。
と私は思っている。


ただ。
「優しくできない状態の人」は、いると思う。

やりたくないことをやらされていたり。
思っていたような良い結果がでなかったり。
人から嫌な言葉を投げかけられたり。
そんな、辛い気持ちや、苦しい気持ちでいる、自分に余裕がない人は、人に優しくなんてできない。

自分に余裕があってこそ、優しさは生まれる。
と私は思っている。
もちろん追い詰められていても優しく出来る人もいるだろうが、私にそれは難しいことなのだ。
だから、なるべく心に余裕を持って生きるように心がけている。


くどいようだが。
世の中には優しくない人なんていない。

でも、優しい人にだって、なにかしらの事情があって「優しくできない」こともある。

さっき。
あなたに対して酷い言葉を投げつけたあの人は「心に余裕がない」だけで。
あの人が優しくないわけでもないし、あなたに非があるわけではない。
だから、そんなに傷つかなくていいんだよ。

さっき。
あなたが誰かに酷い言葉を投げつけたのは、あなたに「心の余裕がなかった」だけ。
だから余裕を取り戻したら、相手に「ごめんなさい。余裕がなくて」と謝ってみない?
事情を伝えることで切れずに繋がれる縁もある。
きっとね。

生きているんだもん。
ずっと完璧でなんかいられない。
優しくできないこともある。

だけどお互いに許し合えば、いつかは。
みんなが優しい人でいられるようになる。

そう信じたい。


そういえば若かりし頃。
「さくらは性善説を信じすぎ!」
と、複数の友人に言われたことがある。

どうやらその傾向は変わってないらしい。

あれから数十年。
嫌な目にだってあっているはずなんだけど、それでもそう思えるのは…。

私が忘れっぽいから??笑

いやいや、そうじゃなくて。
もちろん。

「みんな優しい」と思わせてくれる周囲があるから。
noteで出会う方々も含めて、ね。

私はなんて幸せなんだろう。

いつも、ありがとう。