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実録。うちの不登校児、ゆるゆる連続登校の日々

不登校の小学校5年女児。
連続登校、本日6日目。
相変わらず張り切っております。

昨晩言われた。
「明日は自分でお弁当作りたいから、いつもより30分早く起こして欲しい」

ここで「自分で起きなよー」と言わないのが私の甘さ…。笑

言われた通り30分早く起こすも…。
「3度寝ぐらいした!!」と寝室からいつも通りの時間に娘起床。

「お弁当に何を入れようかなー」と冷凍庫を漁る。イチから作る気は無いらしい。まあいいけど。笑
「ご飯は三段にした!」と、いろんな味のふりかけをご飯に挟んでぎゅうぎゅうに詰めている。
ここでもうすでにタイムリミットが近いが、ちょろちょろ歩きながらテレビに見入ったりしている。

「時間が迫ってるけど本当に学校行くの?」と聞いてみると慌ててお弁当作りを再開。

いよいよ時間がヤバくなる頃、お弁当完成。

「後片付けは私がやっとくから身支度しておいで!」若干焦り気味の私の声にはっとしたらしく「お願いします!」と駆け足で登校準備。

出発時間のギリギリに車に乗り込み、出発!!

「ママ…。シャー芯が無い…。」

いやもう買っていく時間はないよ??
こっちは遅刻できない身。
さすがに焦るぞ??

私「どうしてもなら、コンビニの前で降ろすから、シャー芯買って歩いていく??」

娘「いや、それぐらいなら鉛筆借りる。」

ですよね??

途中。
「やべっ!!」と娘。
どうした?と声をかけると
「サンダルで来ちゃったー。笑」

笑。
じゃないのよ!笑

どうすっか~。

私「たぶん予備の靴が荷物いれにあるはず…。靴がなくてもスリッパはある…。」
娘「でも私、スリッパで家までは帰れないよ…。」
帰宅時は自分で歩いている娘。
我が家と学校は片道30分。
30分スリッパは難しいだろうなぁ。

私「私の靴、はいていく??」
娘「え?いいの?でもママは??」
私「スリッパで歩くからいーよ。笑」
娘「いつも、ありがとう~。」

足のサイズが同じぐらいだと、こんなことも出来るようになるのだなあ。
と妙なところで成長を感じる母。

娘を無事学校に送り届けて、ギリギリ間に合い仕事中。
娘からライン
「ただいま!」
お?
まだ午前中だぞ?
学校で何かイヤなことがあったのかな?

「また行くけど!」

何しに帰った??

「お弁当の豆乳忘れた!」

豆乳ごときに往復一時間歩くとは…。
身体も心も元気で何より!

「あとオプで気になることあったから帰ってみた。」

ん?
おぷ??

「オープンチャットのこと!」

じ…。
自由過ぎる…。

しかもそれ、親に言う?笑
いや信頼されてて嬉しいけれどもな!!

「シャー芯見つかった!行ってきます!!」

片道30分かけて戻りたい場所なのだねぇ。
今日の学校は、キミにとって。

でも私は知っている。

あと2日で大好きな保健室の先生が異動していなくなってしまう。

限られた時間を保健室の先生と過ごすための登校だってこと。

だから、この「毎日登校」は、期間限定。

会いたい人がいる。
したいことがある。
だから体が動く。

すごいシンプルな話だよね…。

君は「シンプルな世界」に生きているのだねぇ。
そんな11歳を過ごしている娘。

すごいなぁ…。
って単純に感動する。

やりたくないことをするために。
苦しくて苦しくて泣きながら
無理して体を動かして生きるより。

したいことが出来る気力と体力を。
大切にして生きていけば良い。

と、母は思う。

キミがしたいことを。

私に応援させてくれて、ありがと。