日虎の気まぐれインド哲学 第9回 自由思想家(沙門)たち②
こんにちわ。
今回も前回に引き続き、古代インドにおいて活躍した自由思想家たちのお話をしたいと思います。
古代ギリシアにおいてもそうであったが、哲学は有能な智者1人が打ち立てるものではなくたくさんの智者が互いの論理をぶつけ合って研磨していく過程の中で高尚な論理を生み出していきました。
⚫︎アジタ・ケーサカンバリンの唯物論
アジタ・ケーサカンバリンの「ケーサカンバリン」は「髪の毛で作った衣を着る者」の意味です。アジタは、教団を開きましたがそれは、古代ギリシアにおけるエピクロ