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何かを「好き」っていうのはそれに関わる「体験全てが好き」ということだよね。

こんにちは、マーケターのラムネです。
さて、今日、私はツイッターでのあるツィートに「はっ。」とさせられました。

これからの暮らしを考えるwebメディア「灯台もと暮らし」などを運営する株式会社Waseiの鳥井さんのツィートです。

なぜ、「はっ。」とさせられたかというと、私自身が好きなものに対する好きな理由に気づかされたからです。

結論からいうと、「好き」って気持ちはそのもの自体の性質のみに対してではなく、それに関わる体験を全てひっくるめて「好き」なんだなと思ったわけです。
私自身の例をあげて説明してみます。

私がアイドルが好きな理由

私はアイドルが好きです。特に「でんぱ組.inc」と「ベイビーレイズJAPAN」というグループが好きです。

そこでアイドルがなぜ好きなのか考えて見ました。
・可愛い女の子だから?
・曲が好き?
・握手をできる、チェキをとれるから?

うーん、どれも間違ってはないけど、なんかしっくりこない。
だって、「可愛い女の子」といったって女優さんとか含めればもっと可愛い子はいっぱいいます。(ガッキーとか広瀬すずとか)

じゃあ、「曲が好き?」 確かに曲も好きだけど、曲だけで見れば、もっと好きなアーティストいっぱいいるよ。

やっぱり、「握手したり、チェキ撮れる」からでしょ!?むしろ、チェキ苦手です、、、握手ならまだいいけど。

こう考えると前述した理由はどれも当てはまらなくはないけど、決定的ではない。

「んっ、何で私、アイドル好きなんだ!?」

目を閉じて自分の心に聞いてみました。

「あっ、私はアイドルを好きな仲間と楽しむ時間が好きなんだ。」

そうなんです。「可愛い」とか「曲・歌詞が好き」とかももちろん好きな理由の一部ではあるけど、私がアイドルを本当に好きな理由は「そこで過ごす人たちとの時間が楽しい。」からなのです。

ライブにいって、友人や他のファンの方と一緒にコールを入れて盛り上がったり、セトリがすごいよくて沸く瞬間だったり、一緒に行った友人が号泣してドン引きする瞬間だとか、そういうの全てひっくるめて好きな理由なんだなと。

そういう意味でアイドルが好きって、アイドル自身の力ももちろんだけど、それだけじゃなくて、運営する人たちやファンの人たち、みんなの力で生みだされるものなのだなと。

まとめ

話が脱線しましたが、人が何かを好きな理由って、そのものがもつ「性質」だけではなくて、「その好きなものを起点に感じること全て」をひっくるめてなのだなと。(これってつまり、UX?)
今日の鳥居さんのツィートで気づかされました。

というわけで今後は好きなものをおすすめするときは、その「性質」だけじゃなくて、なぜ、好きなのか、「体験」も含めて説明することを心がけようと思います。プライベートでもお仕事でも。

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