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4月9日の「エストニアにCall in!」ラジオで話した内容の詳細を紹介①

テレホミコス!HYUURIです!

4月9日にJ-waveの新番組Jam the planetでお話したトピックのうち

一つずつを詳しく書いていくシリーズを開催します☻✨

先ずは、皆が待ちに待った

エストニアで話題!デジタルワクチン証明書

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今、ヨーロッパでは最小国であるサンマリノがコロナ感染率が最も高い国だと言われていますが、エストニアも日本の神戸市の人口と同じくらいの132万人という小国でありながら、1日の感染者が1900人を超えたことがあるほど、現在ではヨーロッパ感染率2位の国となっております。

そこで「エストニアは今月より、デジタルワクチン証明書を開始する」と社会問題省のE-ヘルス、イノベーションの次官であるケール・キラー氏が発表しました。
「4月末までに解決策を準備するために、デジタル署名やタイムスタンプ等を生んだ独自のKSIブロックチェーン技術を強みにエストニア政府をはじめ、欧米の政府、企業に高度なセキュリティーシステムを提供するエストニア発のスタートアップ企業Guardtimeと協力して開発を進めています。他のヨーロッパ諸国との合意とは何か、どのデータを共有すべきかを知ることが重要でした」と述べていました。

ワクチン証明書では、エストニアのe-healthシステムの中にある患者ポータルで入手できるとのことで、本人はポータルからQRコードを受け取り、それを印刷したり、携帯電話で表示したりすることができます。
QRコードには、予防接種を受けたことを証明する健康情報システムからのデータ、どのワクチンを接種したか、何回接種したかが表示されます。

エストニアはまだ近隣諸国との協定を結んでいませんが、数週間以内には合意を得て、証明書は4月末までに使用できるようになります。EUは、6月までに同様の解決策を考え出す予定だそうです。

エストニアの電子証明書の解決策を早期に提供することで、証明書の使用における潜在的な障害に対処することができます。さらに、エストニアの解決策はすでに機能しているので、合意が得られれば、その日のうちにEUはデジタルグリーン証明書に参加する準備ができているそうです。

デジタルグリーン証明書とは、EU内での予防接種証明書のことで、コロナの予防接種を受けたすべての市民に発行され、身元、投与されたワクチン、メタデータといった重要な情報のみが記載されます。

これにより、EU内での自由な移動が促進され、データ保護の基本的な権利が確保されるそうです。

キラー氏は、市民の信頼を得て証明書を作成するためには、プライバシーとセキュリティを確保する必要があると強調しています。

また、これは医療のデジタル化を進めるための絶好の機会であり、この危機感が国境を越えたデータ交換の機会を広げるだろうと、エストニアはより上を目指す方向性を示しています。


素晴らしいシステムじゃないですか?!このニュースが出た後すぐに友人5人から一気に連絡が来たほど、みんな感激しています!

さすが電子国家だなと感じるトピックでした。早く実現してほしいですね!

アイタ!ほんじゃあ!

忙しない日本に疲れたら、人が少なくて緑も豊か、世界遺産の旧市街が美しいエストニアに来ませんか?サポートしていただけると、記事の充実により努めます!!