見出し画像

勉強嫌いの私が資格取得を目指す 〜保育士試験 5〜

やっと筆記試験に合格しここからは実技試験に
向けての対策です。

まずは少しずつ練習を始めていたピアノでの弾き歌いです。電子ピアノにヘッドホンをつけて毎晩練習しました。ネットで調べた情報だとピアノを間違えても歌は止めず歌い続ける。そのためにはピアノをどこからでも弾き始められる必要があります。
歌声もピアノに負けず大きな声で歌わなければいけません。近所に聞こえようが気にしている場合ではありません。毎日大きな声で歌いました。
独学でもほぼ歌いながらピアノが弾けるようになってきた頃コロナの影響で「実技試験の音楽に関する技術」が取りやめになってしまいました。ほっとした気持ちもありましたが今年に入りずっと練習してきて今更取りやめになりかなりがっかりしました。

こうして実技試験は全ての人が一科目の試験になりました。

この日から素話の練習です。お話しはいくつかの課題の中から「さんびきのこぶた」に決めていたのでまずは台本作りからです。通信教育の○ーキャンの教材に台本はありましたのでそれを基に話し易く3分で収まるように作り変えました。
どこで手振り身振りを入れるか、声の大きさや出し方を自分なりに研究し録音したり動画を撮っての練習でした。
動画で確認すると子供たち一人ひとりを見ているつもりですがただ首を振っているだけでとてもおかしな身振り手振りでした。
試験前には職場のデイサービスでも披露させていただきましたが・・反応はいまいちでした。

ネット情報によると実技試験は保育士として相応しいか面接も兼ねているので、服装や入室から退室までの行動、試験官への挨拶まで気をつけなければいけません。

始めての実技試験、何が正しいかわかりませんがネット情報をもとに服装、態度に気をつけてのぞみました。

ノックして入室し大きな声で挨拶をし試験官の指示により試験が始まりました。ここからは3分間の勝負です。
いつもの調子で素話を始めましたが途中間の取り方など緊張のあまり少しずれてしまいタイマーが鳴った時はあと5秒足りないと思いましたがすぐ話しをやめ「ありがとうございました」と大きな声で言い退出しました。

筆記試験と違い自己採点はできません。結果は通知が来るまでわからない為発表までは不安な日々でした。
今思うとネット情報だけでなく実技試験対策の講座を受けた方がもっと安心して試験にのぞめたのではとも思います。

結果は合格でした。自分で思っていた以上の高得点での合格した。
合格通知を手にした時は嬉しさでいっぱいでした。

保育士試験の受験を決めてからコロナ禍の影響で色々とありましたがやっと掴んだ合格、この時は自分を褒めてあげようと思えました。

令和3年保育士登録をしました。
青いファイルの登録証、子供の頃からの夢がやっと叶いました。
                 つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?