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メンタルがジェットコースター


何か物事を決める時いつも頭の中で声がする。

そんなん大変やで
朝早いのにしんどいで
あんた、大丈夫なん?
そんなんやめといたら?

その声の主は母。
ずっと何かしたいと言う度に言われてきた言葉が頭の中で響く。
その声を聞いていると、やっぱり無理かな‥と後ろ向きになってしまう。
でも同時にやってみないと分からない!と抵抗する私もいる。
でも、いつもいつもこの声との闘いに疲れて、もうどうでもいい。と結局やりたい事も辞めてしまう。
そんな自分が嫌だったけれど、言われた通りにしておけば良いという少しの安心感もあった。
言われた通りにしておけば問題ないという、ある意味思考停止の状態になっていたと思う。
何も考えず責任も取らなくて済むこの方法に慣れすぎて、自分で何も決められない女になっている。某名探偵アニメとは逆で見た目は大人なのに中身は子供のままだ。
ふわふわとしたまま大人になってしまった結果がコレ。

そんな母とは反対に夫は何も言わない。
私がしたい事も、したくない事に関しても。
今職探しをしている私にとってこれが1番困る。
何か一言欲しくなってしまう。
ずっとそうやって言われてきたから。

こうしたらいい
ああしたらいい
そこは辞めた方がいい

そんな言葉を求めて夫に面接のことを話したり、どうしようかと相談したりもする。
だけど、働くのは自分自身でしょ?ちゃんと自分で考えないと。と何も言わない。
何か言って欲しいと思うけれど、夫は私の望みを叶えてはくれないのだ。

夫は母とは違う。

違うと思っていても、母と同じ様な言葉をついつい求めてしまう。甘えているのだろうな。
何も言ってくれないことに対して怒りと悲しみが混ざって、どうにかなりそうにもなる。
夫は悪くない。
正しいことを言っていると分かっているのに
私の中の子供の部分が暴れて止まらなくなる。

働くのは私自身。最後に決めるのも私自身。
ちゃんと考えて後悔のない様にしないといけない。分かっているけれど怖い。
自分で決めることがこんなに怖いなんて。
大人はこうやって自分で決めて責任を取るものなのだ。私も大人にならなければいけない。
怖いけど、一歩いや半歩でも良い。
踏み出さなければ変わらない。

仮に自分で選んで失敗したとしても夫は何も言わない。
多分ずっと寄り添ってくれるはず。
怒りもしないのに何がそんなに怖いのか。
昔、母から言われた

な?ほら、言うたやろ?

この言葉が怖いんだ。
だから言ったでしょ?と私が決めたこと、やったことを否定されることが何より怖いのだ。
私の決めたことを否定しないで!と怒れたらどんなによかったか。そんな勇気はなかった。

結局私は小さい頃から母の期待に応えたかったんだろうな。母を喜ばせたくて、凄いね、頑張ったねと言って欲しくて。嫌われたくなくて。
こう書いていて思うけど、母に依存している気がする。
物理的に離れているのに頭の片隅にはずっと母が居て、期待通りに、何も言われない様にしようとしているのだ。
よくないと分かっているのに、どうしたらいいのか分からない。
母からの肯定の言葉を求めているのだろうな。
夫からの言葉では足りなくて。

こんなのも書いているうちに気付くんだから書くことって偉大だ。

昨日とは打って変わって、メンタルがジェットコースター並みに乱高下している。
上や下や斜めだったり、もうグルグル。
私はいつになったらフラットなメンタルとやらを手に入れることができるんだろう。

こんな自分を受け入れるところから始めないといけないんだろうな。






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