見出し画像

2024年4月

 「コロナって悪いだけのモノじゃない」
これは2年半ほど前、私が大学を休学しウガンダにいた時に東アフリカにいる日本人にインタビューして書いた連載記事のテーマです。このテーマにしたきっかけは、私の母がコロナによって自営業のコンビニの経営状況が悪化したり日々増える感染者のニュースをみたりして、「嫌だ。なんでこうなるの。」と暗くなっていたことです。母はもともとネガティブ思考で何でも悪い方向に考えるため、その考え方を変えたかったのです。コロナ禍で確かに、世の中は経済が止まり、沢山の方が亡くなりました。暗い重い悲しい時期であったことは間違いありません。ですが私は、それを無理やりにでもポジティブに捉えなおすことはできるのではと考え、陽気な文化のある東アフリカに駐在する日本人のマインドセットを参考にできないかと考え、このテーマでネット記事を連載しました。インタビューした相手も、最初は「そんなことあるわけない」と戸惑っていましたが、徐々に「これはコロナのお陰ともいえるな」と気づいた様子でした。

 私はどんなモノゴトでも思い込みは事実を変えることができると思います。例えば寒い日に「暑いな」と思えばだんだん温かくなってきます。対人でもこれは応用できます。誰か嫌いだなと思う人がいたとして、その人の良いところを無理やり探して「こんないいところあるんだ、この人好きだな」と思いこんでいたら本当に好きになってきます。
文化で言えば、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教が対立することなど多いですが、受け入れるか受け入れないかではなく、「あ、この宗教のここ私のにはないな、ここは似てるな。ここは好きだな」とそういう受け止め方でいいのではないでしょうか。

 私は物事や出来事をポジティブに捉えなおして発信していきたいです。ジャーナリストやインフルエンサーと言えると思います。好きだと思い込ませるには情報が必要です。またどこが悪い、誰が悪い、何々が終わってる、そういう否定や見ないようにする情報の捉え方・発信の仕方では、情報を受け取る方も感情も荒々しくなり、行動もそれに伴う結果もネガティブになります。良い側面を見出し発信することで、見聞きした人がプラスの方向で思い込み、その力で世の中も前向きに進んでいくと信じています。

この記事が参加している募集

自己紹介

新生活をたのしく

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?