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人見知り、辛いことから逃げてここまで来た

タイトルの通りだ。

逃げ続けた結果、引きこもりの主婦になった。
それが正解か不正解かわからない。きっとそれは自分で決めていいことなのにと、他人事のように思う。


幼少期から人見知りだった。近所の公園に同世代の子供がたくさん遊んでいても、彼らが友達でない限り(ひょっとしたら友達でも)自ら入っていくようなタイプではなかった。


小学校は徒歩通学だった。片道四十分、少し階段を登っただけで「疲れた」と口にする今では考えられない距離を歩いて登下校していた。

仲のよかった友達に「一緒に帰ろう」と誘われたことを覚えている。私は断った。友達の友達も一緒だと聞いたから。これ以上にわかりやすい人見知りの例があるならぜひ教えてほしい。張り合いましょう(?)


発表が苦手だった。人前で話す、意見を口にするという行為は、ひょっとしたら世界で一番苦手だった。それが少人数でも大勢でも。「避けてきた場面ランキング」で堂々の一位になる。


これを書いていて思い出したが、大学では陽キャだらけのゼミをとってしまい、途中で行かなくなって単位を落とした。

もう一つ思い出した。少人数の英語の講義だ。初回だけ出て辞めた。これはちゃんとキャリアセンターに「辞めます」と伝えに行った。英語で自己紹介をさせられて、心が折れた。

どちらも興味があってとった講義だったが、人見知りが邪魔をした。


自分に自信がないのだ。他人からどう見られているのかがとにかく気になる。
一人ぼっちのゼミでかわいそうな人だと思われたくなかった。焦って拙い英語で話す姿も見られたくなかった。


私は憐みの目の対象になることを、極端に恐れている。

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