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【イベントレポート】転職・副業がしたい人へ「ニューノーマルにおける女性の転職・副業」(SHElikesオンラインイベント)

新型コロナウイルスの流行で、働き方や仕事が変化し、転職や副業への関心が高まるなか、キャリアスクール「SHElikes」が「ニューノーマルにおける女性の転職副業」と題したオンラインイベントを開催。

私もフリーライターとして仕事を探し中なので、これは聞かねば!と参加。
今回はその内容についてレポートにまとめました。

講師は、自身も4回転職したキャリアアドバイザーの江崎麻里奈さん。
コロナ禍で働き方や価値観が変化した社会において求められるスキルや、有効な転職サイトの使い方、副業を始める際の心得についてお話してくれました。

アフターコロナに重要なスキルは「ソフト面」

コロナ禍で在宅ワークやリモートワークが増え、今後は、学歴や勤めた企業名、マネジメント経験などの「ハード面」よりも、時代や状況の変化に対応する「ソフト面」のスキルが求められると江崎さん。

ソフト面のスキルとは、効率よく仕事ができる生産性、オンライン会議システムやオンライン署名システム、クラウドシステムといった新しいツールへの対応力、状況の変化に応じ、新たな仕事を生みだす柔軟性や発想力を指します。

企業単位ではなく、プロジェクト単位で人が集まり、終われば解散する、といった働き方が増えていることも、これらのスキルが必要となる理由だそうです。

これからはクリエイティブに様々なツールを使いこなす力が必要ですね。

転職サイトやエージェントは複数のサイトをかけ合わせて使う

転職サイトやエージェントって多すぎて、どれを使えばいいか、迷いますよね。
私もいくつか登録したものの、使いこなせず未読メールが溜まる一方。

そんな転職サイト迷子の私(たち)に、江崎さんは「掛け合わせ」が最適といいます。

さまざまな転職サイトやエージェントは以下のように分類できます。

・多種多様な業界・業種を網羅したエージェント
・特定の業界に特化したものエージェント
・プロフィールを整えておいてそれを見た企業が声をかけに行くスカウトスタイルのもの
・求人広告を掲載する転職サイト
・チャットなどで企業と転職者がカジュアルにやりとりSNSのような転職サイト
・副業に特化したプラットフォーム
・得意なスキルを売り買いできるプラットフォーム

これらを希望の働き方や業界に応じて、組み合わせて使うそうです。

業界特化型のエージェントは「(業界) エージェント」と検索するといいそうです。

転職・副業でもSNSを活用する時代

SNSで仕事を掴むとはよく聞きますが、それってインフルエンサーに限った話では?と思っていました。
ですが江崎さんの方法はハッシュタグとリストを使うシンプルなもの。

①「#twitter採用」「#副業」で検索&発信
最近は企業や人事がtwitterで求人情報を発信している、と江崎さん。

早速「#twitter採用」で検索すると、求人のつぶやきがたくさん!
こんな仕事の探し方があるとは驚きです。

反対に「#twitter採用」で自分のスキルを発信すれば、企業を逆募集もできます。

こんなカジュアルな仕事探しもあるんですね。

②twitterのリスト「転職活動中」の作成
twitterのリスト機能とは、気になるアカウントを一つのリストにまとめられる機能です。

自分がリストに加えると、相手に「〇〇さんがあなたを「△△」のリストに追加しました」と通知が届きます。

つまり、「転職活動中/ライター志望」というリストを作成し、気になる企業や人事のアカウントを追加すると、自分が職探し中のライターであることが相手に伝わる仕組み。

早速私もリストを作成してみたところ、人事からフォローバックが(驚)
求人情報が見やすくなるだけでなく、人事に自分のことを発見してもらえるなんて一石二鳥ですね!

またSNSで仕事を掴むためには、その仕事のジャンルを意識した発信を心がけ、スキルをアピールするのがポイントだそう。
「この人デザインできるんだ」「この人ライティング頼めるかも」と思われる発信を心がけましょう。

積極的な「やりたい」宣言をし、小さな仕事も丁寧に積み重ねる

①「〇〇したい」宣言
「私ライティング勉強しています」「webデザインができます」と積極的に発信すべし、と江崎さん。
発信することで、周囲の人が求人情報や仕事のチャンスをくれる可能性が高まるそうです。

②ない経験は作ってポートフォリオにする
副業や転職では、実績の有無は大きな壁ですよね。

江崎さんは、まずは無償でチラシ作りを請け負ったり、ブログを書き続けることで実績を作ることが大事といいます。

個人のブログでも、一度でも書いて公開していれば「ライティングができる人」になれると江崎さん。

ココナラやスキルチケットで依頼を受けて実績を作るのもオススメだそうです。

③1件1件の仕事を丁寧に
初めての仕事の単価はどうしても低くなりがち。

それでも一つ一つの仕事を丁寧にすることで、「またこの人にお願いしたい」と評価があがり、発注のリピートや数年後の単価のアップにつながると江崎さん。

小さな仕事を大切にすることで、依頼が来て実績が増え、スキルアップや報酬アップにつながるのですね。

焦らずゆっくり自分にフィットした環境を探そう

なかなか会社がリモートワークに移行しない、休みが増えたのに副業を許可してくれない人にとって、フリーランスやベンチャー企業の機動力は魅力ですよね。

ですが江崎さんは「焦って転職するより、一度この機会にゆっくりキャリアを見直し、自分に合うカルチャーを探してほしい」といいます。

私は「夫の転勤についていくならフリーにならなきゃ」とどこか焦っていました。
でも江崎さんのお話を聞いて、「自分にあった働き方を見つけよう。フリーや業務委託がフィットするならそれもいいし、素敵な会社と縁があればまた会社員になろう」と肩の力がストンと抜けました。

まずはいろんな人や企業に会ってみて、世界を広げながら自分にできる仕事を探そうと思います。

以上、コロナ禍を生きる女性にむけたキャリアイベント「ニューノーマルにおける女性の転職・副業」のイベントレポートでした。

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