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猫間流「鎌倉探訪」①〜化粧坂〜

こんにちは。
統合カウンセラー&歌人(たんに歌詠み好き)の猫間英介です。

自分の好きな場所へ行き、気ままに散歩散策することは心と体に最高のセラピーでありストレス対処法(コーピング)の一つであると思います。

私は鎌倉が大好きで、年に20回くらい行きます。仕事で行くこともあります。コロナ前は隔月で短歌の会の歌会にも参加していました。いつも一人でJR総武横須賀線に乗り、北鎌倉か鎌倉駅で降りてそのときの気分や天候で行先を決めています。(大船や逗子で降りることもあります。事前に決めたり調べたりすることはまずありません。

 鎌倉には大好きな場所がたくさんあります。中には、ちょっと怖いな、いやかなり怖いな、と感じるものもあります。

このブログでは、猫間流「鎌倉探訪」と称して、いろいろな場所で私が心と五感で捉えたとをお話ししたいと思います。(ゆえに名所旧跡の紹介でもなく、客観的情報でもないこと、ご容赦ください)


第一回目は、「化粧坂(けわいざか)」です。

【化粧坂(けわいざか)】の概要
🔹仮粧坂とも書く
🔹本などによれば、海と山に囲まれた天然の要害である鎌倉の北西部(扇ヶ谷)から藤沢方面への出口の「急坂」とのこと。
 *猫間注)急坂という生易しいものじゃない。
🔹後醍醐天皇らにより鎌倉幕府が崩壊するころ(1333年)、新田義貞による鎌倉攻めで激しい合戦場となった。
🔹周辺の発掘調査では多数の火葬跡が発見され、都市鎌倉の「葬送の地」であった。
 *猫間注)合戦場とか葬送とかなんか怖。

さっそく歩いてみる。閑静な住宅街の裏山に入り口があります。

静かな住宅街の裏にある

入口には通行注意と凍結スリップ注意の看板

以前雨の日の翌日に来たときは通行止めでした。

登り始めます。泥水が覆っていて滑りそう。前に会社で午後半休取ってきたときは、スーツ着てPC入ったカバン持ってたから難儀しました。

地元の人には生活の道でもあるのだろう。

途中で立ち止まっていたら、地元の人が「ちょっとごめんなさいね」と言って私を追い抜いてかなりのスピードで登って行った。なんか、手もちょっと使っていたように見えました。

だんだん岩や石が多くなってきた。
すでに道というより、藪の中を行く感じ。
う〜む、本当に行かれるのか。静寂が怖い。
耳を澄ますと武者の甲冑の音が聴こえるような。
なんとか足場はありそう。
源氏山公園付近に着いた。

化粧坂の全長は体感的には200m弱、高低差は50メートル弱といったところか。住宅街から山頂までの超一気のショートカット道。急坂ではなく山肌登りではないだろうか。

源氏山公園からの眺望。

【猫間流まとめ】
🔹化粧坂は急坂を歩くのではなく山肌を登る。
🔹靴は滑りにくいものを。
🔹よく通行止めになっている。
  (特に、雨や台風の後)
🔹化粧坂は激しい合戦場であり葬送の地であったことを噛みしめながら登ろう。
(鎧武者の甲冑の擦れ合う音が聴こえるかも)
以上

猫間英介

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