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頑張れ、わたし

昨日はこんな嬉しいことがあった。


私は「頑張れ」という言葉をあまり言わない。


だから、あえて使っている。


これから徐々に動き出すにあたり、
きっと父は心配しているのだろう。

「身の回りが汚いと外でもやっていけない」

「夜寝るのが遅い。生活リズムをどうにかしろ」

「家にずっと居るなら出来る家事もあるから考えてみろ」

「これからどうするのか具体的に言って欲しい」

こんなような話をされた。

ぜーんぶわかっている。
これが出来ていたらうつになんてならない、と思いながら。

言われていることは正論だ。
でも、一言だけ流せられなかった。

「今後のことを夜な夜な考えているのか」

夜寝るのが遅いのなんて、うつ以前の問題だ。
そんな数年の習慣が今になって特にひどくなった。

父は笑いながら言っていた。
父なりに場を和ますために言ったのだろう。

でも、私は笑えなかった。

寝ようと思っても、
うつだった時の "寝たら明日が来る恐怖" が定着してしまって、眠れない。

寝たくも寝れない夜を何日も、何ヶ月も過ごしている人にそんな言葉は言ってはいけない。

でも父は、分からない。いや、私が何も言わないから伝わりようも無いのだが。

まあ、そんなこんなでこれは遅めの反抗期。

私が出来る家事はまだあるって言っていたけれど、
あなたは何もしていないのに?と思ったのは内緒だ。

ここで私が正論を言ってしまえば、父は傷つくだろう。娘の心配をしてくれている父に正論で返せば何も出来なくなるだろう。空しいだけだ。

正論が全て正しい訳では無いということを私は知っているから言わないだけだ。


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