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2022年 第25節 アビスパ福岡vs鹿島アントラーズ レビュー


試合内容

ルヴァン杯の準々決勝では第1戦、第2戦ともに少人数で勝利をおさめ、大きな感動を生み出したアビスパ福岡。その勢いをもって挑みたい今節に向けては、サポーターはまずベンチに7人がいることに安心するところからスタート。ただし病み上がりの選手が多く、選手間のコンディションに差がある状況だった。対する鹿島アントラーズは5試合未勝利によって監督交代を敢行したばかりで、勝利への意欲は高かった。さらにミッドウィークに試合をしたチームとしていないチームのコンディションの差は明らか。
最終的なスコアは0-2となったものの、個人的には奮闘したと感じている。
外国籍FW3人を最前線に並べることの有効性、城後寿と平塚悠知のボランチコンビの健闘など、いくつかの発見もあったことで天皇杯、ルヴァン杯にもいきることだろう。

採点(及第点5.5)、寸評

GK 31 村上昌謙 6.0
2失点を喫したが、先制点の場面はノーチャンス。2点目も1度は止めた。

DF  2 湯澤聖人 5.5 
左右にポジションを変えながら積極的な攻め上がりをみせたが、1対1を打開することはなかなかできず。

DF 33 ドウグラス・グローリ 6.0
腹部でブロックするなど、最後の局面で身体を張った。

DF  5 宮 大樹 5.5 
さまざまな位置に顔を出す鈴木優磨に苦しめられ、また疲労もあり潰しきれず。

DF 22 輪湖直樹 5.5
先制点の場面では鈴木優磨を止められず。その後は冷静に戦った。

MF 10 城後 寿 5.5 (56分OUT)
広い範囲に顔を出し、また鋭い出足をみせた。ただ、さすがに疲労はあったか。

MF 35 平塚悠知 5.5 (88分OUT)
レフティーらしくほぼ左足でプレーしたが、非常に巧みでJ1リーグでも十分にやれることを示した。

MF 14 ジョルディ・クルークス 5.0
前半はクロスなどからチャンスにつなげた一方、WBとなった後半はらしさを出せず交代となった。

MF 17 ルキアン 6.0
本職ではない位置ながら、守備意識も高くチームに貢献。心身の充実が伺える。

FW  9 フアンマ・デルガド 5.0 (71分OUT)
前後半ともに最前線にいたが、願うようなボールはなかなか供給されず。主審との相性も合わずフラストレーションを溜めてしまった。

FW 45 ジョン・マリ 6.0
ポストを叩くヘディングシュートなど、もっとも得点のにおいを感じさせた。

途中出場
DF 36 柳 貴博 5.5 (45分IN)
4バックでも3バックでも一定以上のプレーをみせてくれる、安定感のある選手。

MF  6 前 寛之 5.5 (56分IN)
戻ってきた選手のなかではもっとも戦えていた。キャプテンの帰還は頼もしい。

MF 39 田中達也 5.0 (71分IN)
クロスにつなげることはできていたが、カットインや精度には課題あり。

FW 11 山岸祐也 5.0 (71分IN)
コンディションはまだまだ。最後のチャンスは枠内に飛ばしたかった。

MF 25 北島祐二 採点なし (88分IN)
2失点目につながった、クロスの精度は大きな課題。

監督   長谷部茂利 5.5
早い時間帯の失点で難しくなり、必死にあらがおうとしたが出来ず。とはいえ限られた戦力で、可能性を感じる試合にしたともいえる。

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