ということに気が付いたのは先日職場近くを昼休みに散歩していた時だった。なんじゃこりゃ、と思った。
登ってみたい衝動に駆られつつも、ほんとに上がれるのか？！大変そうだなぁ…時間も無いし…とためらって終わったのだった。
昼ご飯を早めに食べ終えられた今日ふと、「行ってみっか」という気になり、再びその歩道橋へと足が向かっていた。職場からはちょっと歩く。これがその歩道橋。

なんだこれ、って思いませんかこれ。
登ったらビルの三階相当の高さは必定。立体駐車場のようなそのフォルム。でも今日は時間もあるし、とりあえず行ってみよう！

『歩行者昇り口』という看板まであるからには登れるのだ。いや、「昇れる」のだ。目の前が京浜運河であることは分かっている。
どうやら向こう岸の八潮団地に渡る橋、を渡るための橋（歩道橋）みたい。

このスロープは珍しいよね〜。せっかくだからスロープを使いたい。自転車の人が使うのだろうけれどそれぞれの急カーブのどん突きには衝撃吸収用マットみたいなものが付いていて、下りで激突する人がいたのだろう…か？　と慄く。どんどん昇ります。

上まで昇ったらモノレールの線路を跨いだ。わを！
いい眺めだなぁ。もうすぐ京浜運河沿いは桜の季節だな。何年も前だけど大井町で働いていた時に仕事帰りに年下（かなり）の同僚女子二人と京浜運河沿いに夜桜を見に来たことを思い出す。みんな元気かしら。

滅多に、というか今まで2回しか乗ったことがない浜松町から乗るモノレール。モノレール好きには堪らないスポット、かもしれない。モノレールに沿うように、今まで気が付かなかったけれど工事中の道路がある。よく見ると「shutoko Renewal Project」みたいなこと書いてある。  

首都高の老朽化、ってニュースで見たことあるけど、そうか、橋の架替えみたいなことを首都高でもやっているのですね。まっさらなサーキットコースみたいだ！　走ってみたい。もちろん自分の足でではなく。自転車とかバイクとか車で。
マリオカートでもいい。

それにしても見晴らしがいい！ていうか空が広い。
そして誰も通らない。うーん、サルとバカは高いところに登りたがるというけれど、私は恐らくバカである。
橋を向こうまで渡り切ると昼休みが終わっても戻ってこない人になってしまうので、橋の真ん中あたりでUターン。

一番上まで行って気付いたけど、螺旋階段とエレベーターも併設していた！すごいなこの橋。
でもスロープが楽しいので帰りもスロープを使う。
ほんとに人とすれ違わんのだが。自転車の人もエレベーター使うのかな。この急カーブ、下まで降りるのに５ターンしないといけない。時間にしてみると橋の中央付近から地上に下りるまで、ゆっくり歩いて５分弱かかっていた。おもしれー。いい散歩コースを知った。

派遣先が変わるたびにそこの社員も知らないような場所を探索してしまう私。人生いたるところに靑山あり。

別に歩道橋フェチという訳ではないのですがバカなので遊びでこんな曲も作っていますとさ。