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ある日突然たどり着いたら

大学生活も残りわずかになり、そろそろ社会の出るのか、もう少し勉学に励むのか、違う選択肢を見つけるのかという大きな選択をしなければならない時期が迫っている。

私自身、幸せなことにやりたいことがあってそのやりたいことに向かっているのだが、時々わからなくなることがある。

本当に今私がしていることに意味はあるのか?
本当に価値はあるのか?
それでお金を稼いで暮らすことができるのか?

やりたいことに熱中すればするほど、それと同じくらいの不安や焦りが湧き出てしまう。

私は「スポーツアナリスト」になりたい。
どんな職業なのか簡単に言えば、対戦相手や自分たちのプレーを細かく分析し、監督や選手の意思決定をするための材料を提供するという職業だ。

本題に戻ろう。
では、晴れてスポーツアナリストになることができたらこの不安は消えるのか?

いや、絶対にそれはない。
このままなれたとしても、きっと勝つために必要な情報や求められることは果たせないだろうし、自信が持てずにより不安になるのは容易に想像できる。

なりたいものやなりたい自分があるからこそ焦る。
だけど、人はある日突然そこにたどり着くわけじゃないから。

今できる目の前のこと、やるべきことを地道に積み上げるしかない。
わかっていても、不安でも結局はここに行き着く気がする。

必ず叶えるという強いこの野望と、私を押さえ込もうとする不安を抱えながら進む。

必ず叶える。

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