理想と現実の狭間で

分析の活動をしていると、選手と監督の間に立つことが多い。

両者が思い描いていることを同じ解像度になるよう、手助けするのも分析の役目である。

このポジションに立ってから、両者の「あたりまえ」が大きく異なることに気が付いた。

シュートやパスなど、プレーの選択について、大きくズレがある。
選手にとっては正解でも、監督にとっては不正解で、その反対もある。

そんな状況で、あれやれこれやれと言われても、反発が起きるだけ。

内部のことなので言えないことも沢山あるが、ただ言えることは
互いに「あたりまえ」を打ち破り、ステージを上げていくしかない。

いつまでも、できないばかりではプレーに幅は生まれないし、いつまでも気持ちの良いプレーだけ追いかけていても再現性は生まれない。

地に足を着けつつ、段階を経て理想に向かうことが重要なのではないだろうか。


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