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最近の記事

言葉とことば

本人がどう思っているのかは分からないけれど また、これを本人たちに聞くのはヤボなことだと 思うので聞かないけれど 僕の周りには 言葉を使い分けてる(と思ってる)人がいる たとえば 物事をお願いする時や畏まった時などには "お疲れ様" プライベートやOFFの時には "おつかれさま" "宜しく"と"よろしく" とてもとても些細なことだけど 自分にとっては優しさを感じられた瞬間 気づけた自分を褒めたいし 気づかれない程度の優しさを振り撒いていきたい 今年は思いの丈を

    • 気持ちを汲み取れる人でありたい

      映画を観終えてからもう少しで2ヶ月 池袋の映画館から横浜まで各駅停車で 帰る道中でFilmarksに書き残した文字は紛れもなく 観了後の素直な感想だ その後も年末の忙しい仕事中も 束の間の休日も何故かずっーと後の映画のことが 頭の片隅に残っていた このもどかしさを解消すべく 原作"女のいない男たち"(村上春樹)を読んだり 試写会の動画を見たり予告を見返したり 濱口監督の違う映画を観たり... なんとなく答えがみえてきたかと思えば 自分の語彙力のなさにうまくまとめること

      • 何事も備えあれば

        登山をする人の中でも 雪山登山経験者は1割ほどらしい 理由の一つに雪山装備を持ってない 寒い 雪崩が怖いなどがあると思う 今回、初めての雪山にあたり 3週間ほど前から計画を立て始めた 近くのアウトドアショップで軽アイゼンを買い 楽天SSでトレッキングポールも買った 普段YouTubeを見ることはほとんどないが 登る雪山のルート攻略動画を見たり 雪山用パッキングの仕方を調べたり 2週間前から天気予報チェックしたり 行動食を調達しに少し離れたスーパーに買い出し行って トレ

        • 横須賀美術館

          先日、渋谷パルコに新しく出来た映画館 WHITE CINE QUINTOで松浦弥太郎が監督した "場所はいつも旅先だった"を観た 弥太郎さんが旅に出る理由 旅の楽しみ方、醍醐味 各国の美しい朝焼けや深夜の街並みにあわせて 小説を切り取ったような語りが気持ちいい 今すぐに旅に出たくなるような映画だった そのなかで弥太郎さんは 息詰まったとき、今いる環境の対極にある場所へ 向かう、僕にはいくつかそういう場所がある という 僕にもある それが横須賀美術館 といっても 息詰

        言葉とことば

          camp

          今季も色んなキャンプ場へ 連れて行っていただきました 文字通り連れて行ってもらったので ぼくは付いていっただけです 友人のマイカーにお邪魔して できることといえば 気持ちばかりの道案内とトイレ行く人ー? と自分が行きたい時だけ言うくらい 到着すればトランクからお気に入りの キャンプギア達がぞろぞろと姿をあらわす あっという間にテントも張られて 椅子とテーブルが並べばもうそこは家同然 もう二拠点生活と言ってもいいだろう キャンプにレコードのBGMなんて要らない 川のせせ

          秘境【のぼり雲】

          最近のビックリした出来事といえば 油壺マリンパークの閉館だろう 三浦市民なら誰しも一度は行ったことがある水族館 訪れた多くの人達がホホジロザメの大きな顎歯の 中で記念写真を撮り、名物のひとつ "触れあえるコバンザメ"は撫でられすぎて 性格と骨格が丸くなったと噂だ(嘘です) そしてもう一つのビックリ発見 仕事終わりに三浦に戻り青木夫婦と寝ずに 朝7時まで釣りをした 釣果は鰯と鯖を50匹と烏賊を1匹 家に戻り鯖の腑を取り除き 51匹すべてを天ぷらにして食す、時刻は8時

          秘境【のぼり雲】

          至福の一杯

          3.4.5月とプロポーズや入籍仕事の繁忙期など 色々な行事が目まぐるしくあり気づけばもう6月 今更ながら3月末の登山を振り返る 今回は、東京と神奈川の県境にある陣馬山から 南郷山→富士小屋山→堂所山→景信山→城山→新変山→高尾山という自身初の長距離縦走 いつもは横須賀から車で登山口まで向かう (故に運転者がお酒が飲めない)が 今回はうちに前泊して電車で移動 メンバーは毎度の2人 小学校の頃、サッカークラブのコーチに 人間は起きてから最低3時間経過しないと起きない と言わ

          至福の一杯

          旅、青森3日目

          朝5時、奥さんが夢心地のなか 朝風呂後、広い庭園を散歩 (ホテルの下駄で来た為、足激さむ) 遅めの朝食をとり荷物をまとめ お世話になった青森屋に別れを告げ、八戸へ 到着して先ずは、スーパーでお土産 2日目の夜に食べたせんべい汁のおつゆせんべいと青森の家庭のお供、スタミナ源たれを購入 源たれに関しては、かまけんからお土産でもらってから美味しすぎて我が家の冷蔵庫には常にストックがある (スーパー.ネットでも買えますが値段が倍近く違う) 買い物を終え、少しだけ釜家にお邪魔し

          旅、青森3日目

          旅、青森2日目

          伝えた時間通りロビーに行くと 常連宿泊者のようにコーヒーを飲む男 それが、かまけん 飲み放題をいいことに、ここぞとばかりに飲む姿は ドリンクバーでもとを取ろうとする小学生のよう ここからは少し長距離移動 向かうは奥入瀬渓谷を経由して十和田湖へ 3月の青森とて街の雪はすっかり溶け 新緑がのんびりと輝く頃 車を走らせ小1時間、山裾までくると分厚く 神々しく輝く雪が残っていた 眼前に広がる白銀の世界と身を刺すような寒さに 北の大地にいることを実感する 四季ごとに違う表現を

          旅、青森2日目

          旅、青森1日目

          (3時間半の新幹線移動はショートカットして) 着きました、青森は八戸! 今回の目的は、結婚を機に地元へ帰った 専門学生時代の友人に会いに北上してきました 専門入学後最初の友人で青森から1人上京 「その上履きサイズいくつ?」 これが最初に話しかけられた言葉だが 方言のクセが強すぎて本当に何を言ってるか 分からない故に類を見ない色白さに 日本国の方ではないのかとも思った 最寄駅が横浜と言いたいが為に横浜駅から 徒歩20分の坂の上に住む見栄っ張り男 それが、かまけん まずは八

          旅、青森1日目

          余生

          1ヶ月前に登山したことを書こうと思ってはいたものの A子さんの沼にハマりずるずるときてしまった 前々回の投稿(サンライズ)であれだけ1人の良さを 語ってたわけだが、やはり友人と登る楽しさもある 今回は初めての縦走 南足柄市と箱根町にまたがる 明星ヶ岳から明神ヶ岳に至る稜線をハイク 低山の縦走とはいえ時間も距離も過去最長 晴天と言えど2月の箱根 気温は1℃。日陰には霜がぎっしり 急勾配の山道が続く明星ヶ岳を一気に登頂 箱根の外輪山の一峰で、起伏の少ない 草原状の山頂が広

          A子さんの恋人

          今まで観てきたフィクションの中でここまで 簡潔に美しくフィナーレを迎える物語があっただろうか たったの7巻でこんなに心に刺さる作品は 今までに出会ったことがない いや、刺さるという表現は少し違う気がする " ぽかん"と程大きな穴があいた訳ではないが "ぽつり"とあいた穴がいつまでも 塞がらずに長く続いている これを〇〇ロスというのであれば、 初めてのロスとなる これまで社会現象になるような人気のある ドラマやアニメなどを観てこなかったので自らロスを 体感するチャンスを

          A子さんの恋人

          サンライズ

          木村拓哉は言う 「休みの日はお気に入りの車に乗って行き先を 決めずにドライブをするのが好きなんすよ、 ボッーと走ったり時に考え事をしたり」 新調したウェア、お気に入りのザック、 革靴から履き替えたトレッキングシューズ 車ではないけど、自分で買ったギアを身に纏い 山を登るのはどこか似たような感覚がある 最寄駅から自宅まで歩いて数分の距離をタクシーで 帰りたくなる時があるのに その50倍の時間をかけて山を歩くのはなぜだろう 山道を歩いている時は、普段考えないような 疑問が浮

          サンライズ

          Ambient

          再来週、久々に登山へ行く 3.4年前に登山をするようになり 早朝から出発し山頂で昼食を済ませ 下山後に麓の温泉に入って帰るという 休日を過ごしていた しかし、冬シーズンで冬眠しているうちに 新しい娯楽を覚え(ゴルフやらAPEXやら) 徐々に山離れが増していき、3年前に新しく買ったColombiaのトレッキングシューズは 一度も履かずに今に至る 決して山が嫌いになったわけではく 頭の片隅には常に行きたいという気持ちがあったが タイミング合わずにいた なぜ、再び山欲が出てき

          角川武蔵野ミュージアム

          図書館・美術館・博物館が融合した大型複合施設 埼玉は東所沢にある角川武蔵野ミュージアム この日は(ご時世的にも)1番人が少ないオープン 時間に行って人が多くなる昼前に引き上げました 建築は隈研吾 デカい、とにかくデカい 駅から何もない田舎道を抜けた先にある石の塊 デカすぎてどっから撮っていいか分からないけど 寄りでも引きでも切り取れるし建物自体には1日 居れるくらいの大きさなので陽の当たる時間で 違う見え方がするので面白そう 館内は事前に行くところを絞り 今回は本棚

          角川武蔵野ミュージアム

          Happy Holiday

          クリスマスの時期になると見たくなる映画は沢山ある リチャード・カーティスとヒュー・グランドが タッグを組んだラブ・アクチュアリーを観れば 誰もが心のやわらかい場所をしめつけられる 今だ少年の心を持つ者ならばホームアローン一択だろうちなみに余談だが、ケビンを演じたマコーレ・カルキン2019年にマコーレ・マコーレ・カルキン・カルキン という名前に改名これにはおさるもびっくりだ セレンディピティや東京ゴッドファーザーズも 捨てがたいところだが、毎年観る映画は決まっている ポ

          Happy Holiday