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統計検定2級に最短合格する勉強方法

こんにちは。

この記事では、統計検定2級を効率的に最短で合格するための方法を紹介します。コスパよく合格するために、私が実際にどんな戦略で、どのような勉強方法をして合格に至ったかを書いています。

私は、IT企業で働くデータサイエンティストでして、仕事で統計検定2級が必要になり受験しました。

なぜこの記事を出すに至ったのかというと、私自身悩んだし不安だったからです。独学だと不安になるんですよね。時間が限られた中で、この勉強法でいいのか、この参考書でいいのか。どのくらいやれば合格するのか。

統計検定2級の記事はいくつかありますが、正直、勉強環境や地頭の良さは人によって全く違うので、「1ヶ月で〇〇に合格する方法!」といった記事やそこで紹介されている期間は当てにならないと思っています。

ただ、「どうやったら最短で合格できるか」の戦略は再現性が高く、統計に理解のある方はもちろん、全くの初心者にとっても、必ずや参考になると思っています。

なので、私自身の受験経験をもとに記事を書いて、合格までの単純明快な道しるべになればいいなという思いで、記事にしました。

対象読者
- これから統計検定2級取得を考えている人
- 試験まで時間がなくコスパよく合格したい人

統計検定2級とは

統計検定2級の内容は、公式HPによると

大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得度と活用のための理解度を問うために実施される検定

とされており、下記が出題範囲となっています。

また、試験方法は、従来の紙媒体による試験(PBT方式試験)が2021年で終了し、現在はCBT方式試験のみになっています。好きな時間・場所を予約して受験することができます。出題形式は、4-5肢選択問題のみで、試験時間は90分です。
※CBT方式:コンピュータを使った試験方式

なぜ統計検定2級を受験したか

統計検定2級を受検するメリットとして2つあります。

一つは、就職/転職活動上のメリットです。

一般的に統計検定の取得推奨となるグレードは、2級以上です。
特に、データサイエンティストをはじめデータ分析関連の職業では、募集要項の必須知識として「統計検定2級程度」の統計学の知識を挙げている企業も多いです。

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もう一つが業務上のメリットです。

上で添付した出題範囲の通り、データの正しい解釈や収集方法の他、検定や回帰分析まで幅広く扱います。エンジニアに限らずExcelでデータを扱うビジネスマンにとっても実践的な資格になります。

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