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自分以外になろうとすればするほど中途半端になる

世界情勢がこういう日だからこそ、

今日は、自分にこれでもかってほど、

愛を注いでみましょう。

「大好きだよ」

「愛してるよ」

「いつもありがとう」

「よくやってるよ」

「大丈夫だよ」

「今日も幸せだね」

なんでもいいです。

ありったけの愛を自分に注いだら、

あなたが自分に注いだ愛は

あなたからあふれ出して、

世界に流れていきますから…


では本題です。

幸せになるためには「ありのままの自分」でいることが前提条件です。

本来の自分はそれで十分完璧で、変える必要などありません。

しかし、残念なことに、多くの人が憧れの人になろうと無理をしています。

自分の好きなアイドルに憧れて、自分も同じようになろうと努力をします。

着ている服を真似たり、話し方を真似たりして、自分の憧れに近づこうとします。

私も中学のころ、音楽に没頭していたこともあり、憧れていたミュージシャンの身なりを真似していた時期がありました。

おそらく、話し方やしぐさまで真似しようとしていたはずです。

そんなことをしているうちに、私は本当の自分がわからなくなってしまった経験があります。

同じような経験がある人だとわかってくれると思うのですが、自分が自分以外の人になろうとしても、違和感があるのです。

本当の自分が1とします。

自分が求める憧れの人を2とします。

自分が憧れの人に近づこうとしているとき、1から1.2へ近づき、1.2から1.4へと近づきます。

しかし、どうも完璧な2には、なれません。

生まれも育ちも違うため、どんなに努力しても自分の理想の2には、なれないのです。

そのため、中途半端な1.5くらいのところで、止まってしまうのです。

「1.5」というのが、中途半端です。

自分でもないし、憧れの人でもない。

中途半端な、わけのわからない自分になってしまうのです。

私は、自分が追い求める憧れに近づこうとしても結局無理であるということがわかりました。

結果として残ったのが、中途半端な性格の自分だったのです。

もう自分が何だかわからなくなりました。

自分ではない人に、自分がなろうとしてしまうと、自分がわからなくなってしまうのです。

自分を憧れの人とすり変えようとすることは、本来不可能なことなのです。

しかし、あなたは唯一完璧な存在になれる人がいます。

「あなた」です。

あなただけは、完璧です。

あなたになろうとして誰かが真似しても、あなたになることはできません。

それでいてあなたはあなたになることができ、あなたを完璧に演じることができています。

あなたはすでに「あなた」という完璧を手に入れているのです。

ここに早く気づきましょう。

あなたが、恋い焦がれて好きになるべき人は、誰でもない、自分なのです。

唯一、あなたは、あなたにだけは完璧になることができています。

何も自分を変える必要などありません。

「ありのままの自分」を好きになればいいのです。

憧れる人になろうとして努力するエネルギーがあるなら、自分を好きになることにエネルギーを使うことです。

自分を好きになれば、あなたは自分を完璧に演じることができますから、まったくの無駄がありません。

すべてが自分らしくて、完璧な個性を出すことができています。

あなたが「一番好きな人は、誰ですか」と聞かれたら「自分です」と答えられるようになればいいのです。

一番は、必ず自分でいることです。

2番、3番は恋人や家族でいいのです。

「自己愛の強い人」とも言えますが、自分で自分が好きでなければ、誰を好きになるのですか。

自分が好きでなければ、自分という存在が崩れます。

自分を好きになれない人は、他人も好きになれません。

自分のことが嫌いだと言っている人は、決まって不幸そうな顔になっています。

しかし「自分のことが好き」だと言っている人は、決まって幸せそうな顔になっています。

あなたの周りにいる人に当てはめてみましょう。

テレビの中の人物でもかまいません。

自分のことを嫌いだと言っている人は不幸そうですが、自分のことを好きだと言っている人はとても幸せそうにしているはずです。

好きな人が、自分であるかどうかが大切なのです。

好きな人が自分なら、完璧な人になりきれるので、困ることはまったくありません。

自分が「ありのままの自分」でいることこそ、一番幸せなことなのです。

自分以外の人になろうとするのはやめることです。

「ありのままの自分」を好きになりましょう。

「ありのままの自分」が、一番幸せなあなたなのです。





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