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古着屋を始めた理由について

オーナーの伊藤です。今回は、店長田中の生い立ちについて迫ろうと思います。下記の文章は、以前のインスタグラムの引用となっておりますので、気になる方はinstagramもフォローしていただければ幸いです。



今回も3部構成でお送りいたします!内容は以下の通りです。

・店長の生い立ち
・古着屋を始めた理由
・どのような古着屋にしたいのか

ということで、2つ目の投稿内容は「古着屋を始めた理由について」です。

大学で古着屋を始めた理由

僕が古着屋を始めた1番の理由は、服が好きだからです。なぜなら、好きな服を着ることで、その日の気分を上げてくれるからです。どんなに疲れていても、忙しくても、お気に入りの服を着ていれば幸せな気分になります。その上で、この仕事を続ける限り、僕は服に関わることが出来るので、この上ないほど充実しています。

というわけで、まずは古着屋を始めたきっかけと、同時に自分が服好きであることを再確認したエピソードについて話したいと思います。

【古着屋を始めたきっかけについて】
きっかけは就活中のタイ渡航でした。

実は同居している友達がいるのですが、その彼にタイへ一緒に行こうと誘われたのがきっかけでした。
というのも、実はこのビジネスを始めるまで就職活動を行っていました。ちなみに、受けた企業はアパレルの某有名ブランドや商社、アート系の企業など様々です。しかし、そもそも自分が何をやりたいのかが決まっていない状態で就職活動をしていたので、当然納得のいく結果にはなりませんでした。

一方で、同居していた友達は頻繁に海外へ行くことが多く、自分も海外へ行ったことはあるものの、それとは比べ物にはならない経験をしている彼ですが、タイ渡航はその彼からの提案でした。というのも、彼が言うにはタイの市場では大量の古着が山積みになっているらしく、服好きの僕とっては聞き捨てならない話でした。そこで、当時受けていた企業のエントリーを全部辞退し、一緒にタイへついて行くことにしました。

【大量の古着の山を見て気づいたこと】

実際にタイの倉庫で山積みになった古着を目の当たりにし、衝撃を受けました。いや本当に山なんです。よく古着屋とかレコード屋で、掘り出し物を見つける時に「ディグる」という言葉を使うと思うんですけど、その次元じゃないです。というか、物理的に服の山を掘らないといけないんです。靴を脱いで、服の山に登って、服をピックする。とにかくそれが衝撃的でした。


でも普通に考えたら、このピック作業って大変だし、決して進んでやりたいとは思わないはずです。
当時のタイの気温は36度で、倉庫の中に積まれた埃まみれの服の山に登って、下へ下へ掘っていくんです。でも、僕はその光景に興奮が収まらず、ひたすら探し続けました。

「やっぱり自分って服が好きなんだな」

そう思ったと同時に、自分の知識の無さに悔しい気持ちで一杯でした。今まで自分では服に詳しい方だと思っていたのですが、そこにあった数千、数万着の服は、どれも見たことのないものばかりで、知らない服に出会えた感動もあるのですが、本当に悔しかったです。

そして決意しました。

「もし日本に帰って就活を続けたら、もうこの服の山には登る経験はできないかもしれない。じゃあ絶対こっちを選ぶべきだ!」

古着屋を営んでいる今、この選択は間違っていなかったと常々思います。
もし就活で悩んでる人がいたら、一度タイに行くことをお勧めします!
そして、僕をタイに連れて行ってくれた同居人の彼が、この古着屋「Ib2」のオーナーです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
前回は買い付けに夢中すぎて動画を撮影できなかったので、次回の買い付けの際には皆様にぜひその様子を共有したいと思います!

次回は「どのような古着屋にしたいか」について

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