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新しいアンサンブルへの挑戦。次に繋がるか?

なんだか数日おきに桜木町近辺に出没している横浜出身の足立区民です。



先日は野毛の老舗ジャズライブハウス「ドルフィー」で「茨木智博&塚田陽太カルテット」のライブを開催しました。




塚田陽太くんは僕より15歳も若いのですが、すでにめちゃくちゃ忙しい売れっ子ドラマーになっていて、もちろん実力も素晴らしい。
そんな彼にお願いしてまわりの信頼できるミュージシャンにもお声がけしてもらって今回のカルテットが出来上がりました。



同じ高校の後輩である塚田くんと初めて会ったのはまだ彼が高校生で僕は部活のOBとして絡んでいた時。

話せば長いのですが色々な経緯があって彼らがメインの学年の定期演奏会の時に「Feeling KT!」という鶴見高校吹奏楽部のオリジナル曲を作ることになりました。 

そしてその曲は無事に定期演奏会で演奏されて(ある意味無事じゃなかった)、その曲のドラムを叩いてくれていたのが彼でした。


いわゆる吹奏楽ポップス的な曲なので曲の良し悪しはともかく、ドラム次第でけっこう仕上がりもテンションも変わるよねという世界なので、最初から上手なドラムが入るといい曲書けてるっぽくてありがたいなあと思ったのを覚えています。
 
 
そういえばこの曲の最後の盛り上がりで転調した後に、メロディに合わせたキメみたいなのをドラムが叩いてくれるのがもう代々当たり前のように行われていてとてもかっこいいなと思っているんだけど、僕の譜面には実はそんなことは書いていなくて、あれを定番化させてくれたのは塚田くんなのかな。
 
 
そんな事もありつつ、まだ高校生の時に僕がやっていたProject QuOのライブにも遊びに来てくれたりもあって、気づいたら彼は大学を首席で卒業しーの瞬く間に売れっ子になりーのだったのですが、今年の5/5に同高校の卒業生が集まったコンサートで一緒になってから改めて今回のライブに向けて動いてみたっていう感じです。
 
 
大人になってこうやって一緒にジャズのライブができていることがエモいよね!なんていう話をMCでしていたら、「エモい」ってあんま使わないっすねとジェネレーションギャップなのか文化の壁なのか、大きな隔たりを突きつけられてしまいました。
 
 
最近覚えた言葉をむやみに乱用するもんじゃないですね。
 
 
そんな事故もありつつ、ライブはとても楽しくて来ていただいた皆様にもとても好評でした。
 
 
ベースは廣橋契くん、彼も実は別で先に出会っていたりもして、とてもアツイ、ストイックなプレイヤーでした。
 
今時のベース事情は詳しくないのですが、良い意味で全然ベーシストらしさの枠におさまらず、アグレッシブな一面もどんどん見せてくれるのが楽しいです。
 
 
そしてピアノは榎本響くん。メンバーの中でも一段と若いのですが安定感が抜群でアンサンブルの感覚も素晴らしいピアニストでした。
 
心の安定感が全くなかった僕はめっちゃ頼っちゃったなあ。
 
彼の曲「日曜日」もとても美しい名バラードで、フリューゲルホルン冥利に尽きるような、気持ち良い一曲でした。
 
 
 
がっつりジャズのフォーマットに乗っかってオカリナとフリューゲルホルンを演奏するのが僕にとってはとても新鮮なことで、どうなることやらという感じだったのですが、なかなか良い感触で終えられました。
 
 
でももちろん課題は山積み。もっともっとやって高めていきたい!
 
 
ということで、次回が決まりました。
 


 
次回はなんと土曜日のお昼。2/17(土)13:00スタート。
会場はさらに地元にあたる日吉駅より徒歩3分の「ワンダーウォールヨコハマ」にて!
 
もうご予約受け付けていきますので是非次回も皆様よろしくお願いします。
 
▼スケジュール詳細
https://ibarakitomohiro.sakura.ne.jp/schedule.html

▼日吉WWY

https://wonderwall-yokohama.jp/

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