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Phallus

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Border

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maza

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Loopy Loop

夢うつつ
死期を悟る影
あなたと逝きたい
そう思うから

氷のように冷たい頬

静かに囁く酸素の中
空虚に喰われ
止まない雨
密かに見据えた塔
鮮やかに彩られて

霞みゆく音色
行く末を想って
いつの間にか
溶けてゆく心
時が来る度

優雅な舞いに身を任せて
意識を解き放ち自由に

記憶が頭の中を巡る
命が繰り返されてゆく

溶けてゆく心
忘れかけた温もりに
呼んでいる未来
朝が待てない

いつか

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性愛パントマイム

恋をしたのは打算的でしょうか
お部屋のタペストリーを眺めながら
お気に入りの紅茶を堪能しながら
物思いに耽る

夢にまで見たその瞬間
最大限に生きて生きて生きて
性愛パントマイムを完成させる

IQの高い脳が「お腹が空いた」と呟いた
なんて笑えないBLACKジョークをかましている
黒糖の飴を一粒舐めて
そういえばアレを舐めたかったなぁと思い出す
そんな休日の朝でした

タイトル未定

この立ち振舞い
沙羅双樹の花

ありきたりな流れに身を任せさすらう
温もりの気配から未来を受け取り
また雨晒しで11番目の巫女は俯き
忘れた使命が疼いて

見届けたい
その鎖を解いて
理性の炎
運命に誓おう

行き着くところはいつも同じで
良くも悪くも私は私でしかない

まかり間違った君の素肌も
命の欠片として愛していたい

浅ましき人よ
呼び水浴びていた
向かい風の迷路の答え
足りないのは私

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演技性人間と今日の私

打たれ弱い自分を演出

打たれ弱い自分の洪水

打たれ弱い自分の肯定

いつの間にか強さのようなモノが産声を上げてハッピーな物語を紡ごうと必死でもがき出す

強迫観念が感染する

強迫観念のミステリーサークル

同じでしょ?仲間でしょ?

そうでしょ?そうであって欲しい

四季を忘れた人たちが顔の左側だけをピクピクと動かしながら笑う事に価値があるのか?

私はそんなモノはバカバカしいと思う

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