【日記】2

だめなやつだ。
本当にダメなやつだ。
歌い出したいくらいにはダメ人間だ。
踊るダメ人間。
でも私みたいなやつが、
バケモノが、
人間のなり損ないみたいな
人間とすら呼ばないような生き物が
踊ってたって、
誰が見てくれるって話。
滑稽で仕方ないだろうなぁ
まあでも、それができるのがインターネッツなんでしょうけども。それこそリアルではそんなことできないしね。

…足りない人間だ。
脳裏を大好きな人たちが霞む。
いやだ。
行かないで。
お願いだから失望しないで
置いていかないで
嫌いにならないで
あなたたちはとっても優れているね、知ってる、そういうところも好きなんだ。下位互換でもいいんだよ、私は。嘘。やっぱ対等になりたい。
だから、私はこの話題が嫌いなの。
足りない自分も嫌いだし、
なにしろあなたに、
失望されたくないから…引かれたくないから。
一緒にいたいから…

別に共有しなくたって私は私だから、このままでいられるよね、大丈夫だよね…

行かないで…

とか言ったって、
変わる気がないくせに。


そもそもバケモノを自称できるほどなのだろうか
あれだ、私は美しくないバケモノだ。
昇華して昇華して輝いたあの人たちとは違う。
私はその人たちが好きだけど
私はそうなれるかしら
このまま木切れみたいに側溝とかで蹲って誰かに構ってもらえるのを待つのかしら。
それとも踊り出して、喋り出して、誰かに紙飛行機を投げられるかしら。
…いまは、
「ここにいたしるし」を残したくて、
誰かに聞いて欲しくて、
できたら共感して欲しくて、
ここに流したりしているけれど。


あぁ、
早く首を括ったほうが身のためだとよく思う。
周りを傷つけないうちに、自分が傷つかないうちに。
いや、もう人のことは散々傷つけてるか…
ごめん、なさい。

でも、死ねやしない。死にたくない。
死ねない。
死ねない。

死ぬデメリットが大きすぎるし、
まだ、まだ…

まだ…


…全部捨てて逃げ出したいとは思うけど…


きっとその時見た夜は本当に綺麗だって、
あの歌は歌っていたっけな

夜風の匂いが鼻をかすめる




…すぐ人を嫌いになってしまう。
敵認定が早い。判断が早い。思い込みがすごい。
でも、いやなんだ、
どうせあっちはこっちを都合よく使うためだけに関係を持とうとしてるんだ、インスタントなんだよ。
あの笑顔も、手も、声も、動作も、言葉も…
きらい、なんだ…
私を陥れるためのものにしか見えないんだよ。
信じられないんだよ…
一緒にいたら、将来的に絶対傷つく。
いまから距離を取るのが得策だ。

…友達とかわっかんないよ…

どうせ後で全部嘘みたいに感じるんだ。


あの人たちとは友達でいたいけどさ…
大好きだからさ…


なんてほざいてみたりして。
今日も足りないバケモノだ。
さっさと寝たほうがいいかな。あぁでもやらないといけないことがある。苦しい。
最近よく寝てしまう。冬だからかな。
心身ともに治安が悪い。どうにかしないとだね。

賞味期限がまだある
「おやすみなさい」

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