Azure Blob Storageの種類とアクセス層の関係

※この記事は2021年1月時点の情報をもとに作成しています。

Blobストレージの種類について

Azure Blob StorageはAzure Storageの一種で、テキストファイル・画像ファイル・音声ファイルや動画ファイルなど、構造化されていないデータを格納するのに適したストレージです。
Azure Storageには、Blob Storageのほかに、Azure Files(ファイル共有)・Azure Queues(キュー)・Azure Tables(RDB)などがあります。
Azure Blob Storageでは、三種類のBlobがサポートされています。
それぞれの特徴は以下の通りです。


Azure Blob Storageのアクセス層について

Azure Blob Storageには、三つのアクセス層(「ホット」「クール」「アーカイブ」があります。
それぞれの層では、データのアクセス頻度によって、費用構造が異なります。具体的な特徴と費用(公式より一部抜粋)は、以下の通りです。

Blobストレージの種類とアクセス層の関係

各Blobストレージで、用途に違いがあるため、すべてのBlobが三種類のアクセス層を利用できるわけではありません。
具体的には、アーカイブ層が使えるのは、ブロックBlobのみとなり、設定方法も、ブロックBlobはBlobデータ単位にアクセス層を設定できますが、追加Blobはストレージアカウント単位での設定となります。また、ページBlobにおいては、ホット以外のアクセス層は利用不可になります。

ページBlobの制限については、Microsoftのドキュメントの下記に記載があります。

参考リンク


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