最近の記事

守破離の守

個人的な事ですが、5月から新しい環境に飛び込むことになります。 今ままでの医院とやってきた事が変わると思いますので、最初は戸惑いや苦労があると思います。 おそらくそのタイミングは自分の成長をグラフでみると、一旦下に落ちたような感覚になると思います。 そのタイミングは自分が今後大きく成長するためにしゃがんでる時間だと認識して、その時間を最速で駆け抜けていくことを考えたいと思います。 そのためにすべきことは 守破離の守の徹底だと思います。 とりあえずは今までの自分のや

    • 「他喜力」を磨く

      先日、居酒屋てっぺんの経営者であり、メンタルトレーナーの大嶋啓介さんのセミナーを受講する機会がありました。 大嶋さんのセミナーの受講は昨年に続き2回目で、前回同様に愛に包まれた素晴らしいセミナーでした。 大嶋さんのセミナーの中で「他喜力」というワードが出てきました。 字の如く「他人を喜ばせる力」の事です。 辞書に載っている言葉では無く、「No. 1理論」などの著書が有名な、日本のメンタルトレーニング研究・指導の第一人者である、西田文郎さんが作った造語です。 私が開業し

      • 「正しさ」は人それぞれ

        私の大切にしている言葉の1つに 「君は君、我は我なり。されど仲良き」 というものがあります。 これからもわかるように、私は基本的には人の考えは尊重しますし、自分の考えは他人にどの様に思われても構わないと思っています。(これはアドバイスを聞かないという意味では無いです。) この様に、人にはそれぞれの「正しさ(考え)」があります。 有名な風刺画があります。 ロバにお爺さんとお婆さんが乗っているシーンがあります。 それを見た人は、「2人でロバに乗るなんて、ロバが可哀想だ」と言

        • 論語と算盤

          「論語と算盤」 「道徳と利益」 「夢と金」 「医療と医業」 医療者として永遠のテーマですね。 医業と医療のバランスは人それぞれで、どこにスタンスを取るかは違って良いと思っています。 人は人、我は我也です。 私自身のスタンスは 自己犠牲による他者貢献(医療はその側面があると思います。)には永続性が無いと思っておりますので、良い医療を提供する上で医院の力(=経済的)は必須と考えております。 しかし、 常に医療に軸足を置いて医院運営を図りたいなとは思っております!! 大事なの

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          仕事を好きになるという事

          仕事=好きな事 というのには2つのパターンがあると思います。 ①「好きな事を仕事にする」 ②「仕事を好きになる」 歯科医療という仕事を選択した時点で 仕事が好きだったということはありえません。 なぜなら歯科医師になる事を決め、歯学部に入学前に歯科医療という行為を行えた訳では無いからです。 であれば、僕は、 仕事=好きな事、になるためには ②「仕事を好きになる」事が必要です。 医療に携わっている者として 責任感の重さから、ここ最近までは仕事を楽しいと感じたことはありま

          仕事を好きになるという事

          「心の引き算」をする

          「まだもっていないものを考えるより、今持っているものを持てなかった場合を考えた方が良い」 ある哲学者の言葉だそうです。 有名な調査で、 オリンピックにおいて 銀メダリストと銅メダリストどちらが幸福を感じるか? という調査があります。 当然銀メダリストの方が幸せだろうと思うのですが、結果は 銀メダリストは銅メダリストに比べて幸福度が低かったそうです。 なぜこのような事がおきたのでしょうか? 銀メダリストは金メダリストと比較して、銅メダリストはメダルを取れなかった人と比

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          医学を選んだ君に問う

          「医学を選んだ君に問う」 という元金沢大学附属病院病院長の川崎先生によって書かれたコラムが 昔の朝日新聞に掲載されています。 我々医療者は 高校時代に医学が大好きだった という事はありえません。 なぜなら高校の教科に「医学」があるわけでは無いからです。 医学を好むか嫌いかに関わらず、 医学を選択したのは自分で、その事実は受容しなければなりません。 歯科医療は人を健口に健康にそして幸せにする事が出来ます。 一方で研鑽を重ねないと人を不幸にもします。 川崎先生は記事の中で

          医学を選んだ君に問う

          即レスのルール

          仕事ができる人は レスポンスが早い と言われますが、その通りだと思います。 頼む側からしたら 何か頼み事をした時に、 レスポンスが遅くて困る事はあっても、 レスポンスが早くて困る人はいないと思います。 しかし、頼まれた側からすると、時間を割かなければならないので、 即レスするにも取捨選択は大切だと思っています。 先日、尊敬する先生が その先生なりの「即レスのルール」をお話しされていて、 凄く共感できたので、私自身もそのルールを採用したいと思います。 ・10分以内にでき

          即レスのルール

          スキマ時間の活用法

          私の勤務先の医院では、意外にスキマ時間が生じることがある。 そのスキマ時間を有効に活用するためにルールを決める事にしました。 やることを決めておく。そしてその内容はアウトプットを中心に考えていきます。 やることを決めておく その日の始まりに、今日スキマ時間が生じたときにすべき事を考えておく。 スキマ時間が生じた時にやることを決めていると 結局それを考えるのに時間を使ってしまって終わってしまうので、あらかじめ決めておくことが大切だと思います。 内容としては インプットだ

          スキマ時間の活用法

          伝える力

          今年の目標の1つに「伝える力」の向上をあげました。 「伝える力」といっても客観的に測れるものではないので、難しいですが、日々の臨床やマネジメントにおいて感じる事はできると思っています。 自分が本当に良いと思って時間をかけて学んできた内容 相手に伝わらなければ、無価値です。 これを向上させるためのアウトプットの場として、このnoteを活用します。 1週間に1回投稿。 継続します! 1年後どうなってるか。楽しみです。 頑張ります。

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          患者さんは一生診れるわけではない

          今回セミナーを受講して一番心に残った言葉です。 開業を志す僕にとって当然のように思っていたことがあります。 「通ってくれる、患者さんに対して、生涯その患者さんのお口の健康をサポートしていく。」 35歳で開業したとすると、 70歳まで続けられたとしても、患者さんを診れる期間は35年です。 開業年に0歳の子が来てくれたとして、その子を診れるのは35歳までなのです。 それ以降はその子を診れません。 仮に70歳の人が開業年に来てくれて、そこから通ってくれたとして35年 経て

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          アウトプット読書会

          テーマを決めて書籍を読み、それについてアウトプットする会を開催しています。 目的としては、読んだ書籍をアウトプットする事で、なるべく知識として定着するようにするためです。 今回のテーマは「識学」についての書籍を4冊読んで、ディスカッションしたいと追っています。 個人的には、 ・競争意識について ・識学と女性の組織について ・目標を上司が決定する事について ・スタッフとの距離感について ・会社は生活の糧を得るだけの組織なのか? ・何か数値で管理している項目はあるか? ・

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          チームで戦うか個人で戦うか

          院長に「先生は開業してから、個人でやっていくのか、チームとしてやっていくのか考えておいた方が良いよ」と言われました。 それを聞かれた時の僕の答えは決まっていました。 チームでの医療の提供です。 なぜなら僕がやりたいのは、予防歯科という分野で それを提供するには、当然僕一人では出来ないからです。 そうするとある程度の規模感を持った医院が想定されます。 歯科医師である僕の活躍の場が少ない方が、良い医療を提供出来ているということになります。 ある程度の規模を持つという事

          チームで戦うか個人で戦うか

          セミナーを受講して

          本日は東京でセミナーに参加させて頂きました。 今年度の日程を組むときに最優先にしていたセミナーです! 非常に懐かしい空気感で、学生時代のラグビー部を思い出させる関係性のあるセミナーでした。 上から受けた恩を下に返す。まさに恩送りの精神が端々で感じられるセミナーでした。 講師の先生も非常に素晴らしかったです。 ぺリオやエンドの症例を20年、30年経過症例を次から次に出される圧巻の講義内容でした。 自分の症例に対して、しっかりとフィードバックし経過を診ることで、それを

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          一番得をするのは発表者

          今日はZoomで発表がありました。 アメリカの歯内療法学会の2021年のVPTに対するステートメントを自分の症例を交えながら発表させて頂きました。 上の先生への発表という事もあり、いつもより多くの準備をして挑みました。 その準備の過程で多くの学びがありました。 自分が行っている臨床をエビデンスを持って選択する事ができ、かつそれをアウトプットすることで知識の強化を図る事が出来ました。 今年の年間目標はアウトプット10件以上です。 既に4件の発表を終えました。すごく良

          一番得をするのは発表者

          Being Management

          先日、くず餅船橋屋8代目当主の渡辺雅司社長のお話を聞く機会がありました。 素晴らしい講演で引き込まれるものがありました。 また自分の会社の行っている事への自信からか、話の内容やその話し方にも凄く納得感がありました。 社長のこのような姿勢も、働く従業員がこの会社で働いている事を誇りに思う要因の1つなのだろうなと思いました。 話の中で会社に対して2つの究極の問いがあるという事でした。 ①この会社は(誰のために)(なぜ)存在するのか? ②お客様は(なぜ)(今)(当社から

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