見出し画像

娘が作ったお弁当


今回紹介するお話

「会社へ向かうため自宅を出ようとすると、中学生の娘が「はい。オヤジさん」と・・・」

今回紹介するのは、弁当に対して特に思い入れも無かったが、中学生の娘から誕生日プレゼントとして手作り弁当を貰ったという男性の投稿です。
※投稿時期は2005年頃と思われますが、違っていたらごめんなさい。

このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、
併せて紹介していきます。

投稿内容

俺は高校までずっと都立で給食だったし、大学も学食やらコンビニやらで済ませて来た。母親の手作り弁当の記憶なんて、運動会か遠足、それも遠すぎて覚えてない。就職しても、社食が当たり前で妻も俺に弁当を作ったことはない。

俺自身も、弁当箱持って歩くのも荷物になるし弁当への思い入れも何もなかったある日

今年中学生になった娘が、「はい。オヤジさん(←娘は俺をこう呼ぶ)」
とバンダナで包まれた弁当箱を手渡した。

「なんじゃ?これ?」と俺が言うと「だって、今日オヤジさんの誕生日じゃん」と・・・・。俺、絶句。

「何だ、お前弁当作ってくれたのかよ。食えるのか?」と、恥ずかしさのあまり悪態をついてしまった。だが、娘は「一生懸命、早起きして作ったよ」と笑顔だった。

素っ気無い顔しときながら、気になって弁当箱の中身を会社について確認したらご飯には、鮭フレークでハートが描いてあった。

おかずはハンバーグと、ウインナーと、ベーコンポテト。俺の好きなチーズも入っていた。胸が詰まった。

2450グラムと小さく生まれてきた日のこと、夜中熱を出して夜間診療所に駆け込んだこと運動会の徒競走で転んだこと、父の胸に幼い日の娘の姿がよぎる。

あいつ、こんなに大きくなりやがって。食べた弁当の味は、しょっぱい、勿論俺の涙の味だ。

YouTube

このお話を元に作られた動画がいくつかありましたので、一部を紹介します。※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

【2chショート】菊太郎

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?