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三禅定トレイル(リベンジ)〜日本三霊山 白山・立山・富士山を走る巡礼旅〜epi.10北アルプスコンプリート


2023年8月11日〜18日の8日間をかけて日本三霊山を巡る巡礼の山旅、旅ランをしてきました。
今回その旅の記録です。

8/15(DAY5) (三俣山荘~槍ヶ岳~)横尾山荘~蝶ケ岳~鍋冠山~松本城

このまま上高地までのなだらかの道を進み、
「いや~楽しい山行だったね~帰ってきたね~」

と行ってバスに乗って帰路につく。
というのが王道のルートなのだが、当然今回はそんなわけはない。
ここから蝶ヶ岳までの1000mを登り返して鍋冠山を経て安曇野、松本市街地へと下りていく。
1000mアップはやはり、長く、つらいが、淡々と歩みを進める。
森林限界を越えるあたりから雨がパラつきはじめた。
大雨ではないが、靴が濡れたまま程度の雨ではあるので、脚のダメージが心配だ。

蝶ヶ岳


蝶ヶ岳に到着してからは、大滝山方面へ進み分岐を鍋冠山へ向かって進む。

ライチョウにも出会えた


基本的には下り基調になっているので小走りではあるが走ってくだることができた。

鍋冠山


砂利道の林道を抜け冷沢登山口へ出る。

冷沢登山口


この間走れた分ダメージもかなりあったようで、雨で濡れた影響もあり足裏がふやけてヒビが入りかけている状態だった。
そのため保護クリームを塗って靴下を取替えて前を進んだ。

足の裏がヒビがはいりかけて痛い


今日の残りはロードの20km。下り基調だが4時間をかけて今日の目的地の「湯の華銭湯瑞祥松本」に到着した。

スーパー銭湯に到着


脚のダメージは大きく、足裏に激痛がはしり、荷物の出し入れや着脱、その他諸々何もしたくない状態になった。
またこういった「大衆」が集まる場所で気なるのが、そう「体臭」である。
5日ぶりの風呂である。
着替えもしないで走り続けたここまでの約250キロは自分にとって涙の結晶のような滲む汗が服、身体に染みついている。
だがそんなことは大衆には関係ない。
そこにはなんか臭うおっさんがいるだけだ。
松本の町だから人も多い。
そんなことを気にしてても仕方がないので、さっと服を脱いで洗面所に行ってしまえばOK。
それよりも疲労回復に努めて明日への準備をしよう。
その後、今回唯一デポバック(段ボール)を用意していたセブンイレブンへ移動。
ここで着替えや補給食など諸々の交換をしようとしたのだが、ここでトラブル発生した。

ヤマトではコンビニ受け取りのサービスがあるのでこれを利用して荷物を送ったつもりだったのだが、どうやら通常の宅急便で送ってしまっていたようで、送り方が違うとのこと。
荷物はとりあえず受け取ることができたが、 

「今後、そういうことはしないで欲しい!」

と怒られてしまった💦
僕もヤマトの営業所から送ったのでてっきりそのサービスで送ったつもりだったのだが、、、
僕の携帯電話にも何回かかけていたらしく、(知らない番号だから、まあいいやと返信をしなかった)とても悪いことをした。
ご迷惑をおかけしました。

体はクタクタ。なんとか荷物をもらえた


旅にはトラブルが付きものである。
今回はかわいいトラブルと言ってもいいだろう。

かなり遅めのご飯


気を取り直して、今日は松本城の公園の側のベンチで仮眠を取ることにした。
時刻は0時を過ぎている。長い5日目が終わった。

ベンチで仮眠をとることに



〜No.11 へつづく

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