アニクラ論、喋り足りない話

先日は #アニクラ論  参加いただいた方もいただいてない方もありがとうございました。
語りたいことは無限にあれど、時間は有限、って感じです。
昨日しみじみと「相対し、語気を聞きながら話を聞いてもらう大切さ」を痛感しつつも
「どうしても話したりない!!!!!」
ってことがあったので、ま、別添資料ぐらいに見てください。
 
【まず僕のDJスタンスについて】
ここは当日も話したけど、ふくいちゃんさんの言うとおり「目標がないと『論』は成り立たない」という言葉が身に染みたので書いておきます。今回の話とはあんまり関係ない気もするけど一応。
僕のDJは『聴いている人が何かを発見する』に重きを置いたプレイをするようにしています。
その発見にも色々な種類があって
例えば
・今まで知らなかったいい曲を見つける
・知っていた曲の新しい良さに気付く
・知っていた曲同士の共通点を発見する
だから僕は
DJにマイナー曲を入れます。綿密に繋ぎを試してから現場に行きます。
ただ、発見はよりお客さんによりそってこそ大きな発見になると思うので
お客さんの様子を見て選曲を変えます。
って感じですかね。そのあたり踏まえつつ昨日の追記を。
 
【告知に関して】
「ゲストで呼ばれたDJも告知をするべきか」
という話が出たので、満場一致で「当然呼ばれたDJも告知をするべき!!」って話になったのですが、僕は「どっち側から見るかによってスタンスが変わります」って感じでした。
何かといえば、これをDJとしての立場から語るのであれば当然「そりゃ告知するべきでしょ!!」って感じなのですが、オーガナイザーとしての立場から語るのであれば「してないことに一概に文句は言えないかな…」って意見になるんです。何故ならDJの立場において「告知し辛い…」ってイベントもあるんで…。
例えば
・オーガナイザーさんが告知してない
・イベントの空気感が全く読み取れない
・オーガナイザーさんの人となりが見えてない
こうなってくるとそもそもイベントに対して「えっと…出ます、意外に書くことないんだけど…」って事態が発生します。それはそれとして告知しますが、ここで告知をしぶっちゃう気持ちも分かるかな、とは。なのでオーガナイザーとして告知してもらえない場合は「なんで告知してくれないの(怒)」ではなく「告知をするのに十分な材料を提供できていないのでは…」って自分を顧みるようにしてます、オーガナイザーとしてものを言うのであれば。
しかしながら…実際問題「素材を用意しても告知してくれない!!!」って人もいれば…自分から「出たい!!」って言っておきながら告知してくれない人もいますね…。こうなるとどうにも…。
 
【見てないアニメの曲をかけていいのか】
これは話した通り「見てなくてもかけることもあります。でもDJは加点法という考えをもとに、見ているほうが遥かに良いに決まっている」というスタンスながら
「見ていなくてもそのアニメがどのようなアニメか知っておくべき」
だとは思っています。これは「繋いだ曲同士があまりにもアンマッチ」という状態が発生しない方がいい、と思うので。
これは昔、とあるhiphopのアーティストの方のインタビュー記事を読んだ時にこんな話が書いてあって(思い出しつつ書くので僕の脳内で内容が曲解されている可能性が高いんだけど…)
「洋楽のhiphopでプレイするにあたって歌詞を全て理解する必要はないけれど概略ぐらいは把握しておいた方がいい。前に割礼に関してのとてもシビアな内容の曲の後に『フェ○してほしい!!』みたいな下ネタラップが来たときは流石に萎えた。」
これ、その通りだと思っていて。アニソンDJにも勿論あてはまる内容だと思うんです。なので例え音楽的にどんなに近くてもあまりにも内容がかけ離れているアニソンは避けます。お客さんの興味度合いも断絶しちゃうし、VJさんがいたら映像のトーンがガラッと変わってしまうのもいかがなものかと思いますしね。なので、あくまで「どんな内容なのか、見ないならせめてあらすじぐらい読む、キービジュアルぐらいは見る」程度は最低限必要かな、とは思ってます。

って感じかな!

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