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久しぶりの新宿はおじさまの回転寿司だった

なんだか虫の知らせがあって、一昨年末まで所属していたチームの先輩にあたる人と連絡を取り合った。
常に一歩下がって、一番チームを影で支えて尽くしてきた最近チームを辞めたと聞いたからとても心配をしていた。

一時は自殺も考えたという彼の言葉に胸を締め付けられた。
彼が世の中に必要であること、尊敬してることを伝えた。
差し出がましいかなという気持ちもあったが、連絡を取ってみて良かった。

彼もクリエイティブはやめないというから、嬉しい気持ちになった。応援してます。




ある編集さんと作家のさんと数ヶ月ぶりにご飯を食べて、新宿の文壇バーに連れて行ってもらった。

カウンターにはおじさまたちがずらりと並んでいて「おじさまの回転寿司!」というワードが浮かんだ。
別に回転してたわけじゃないんだけど何でだったんだろう。

かなりタバコくさくて、家で摂取してきた500mgのビタミンCが副流煙によって破壊されていくのを感じた。

「寒くない?」とママさん?のような人がニコニコと2回も声をかけてくれた。優しい声だった。
全然寒くはなくて、むしろ代謝異常で汗っかきなのでちょうど良かった。



社会や世の中の流れについて考えてもそれをアウトプットしたり意見を聞いたりする機会はほとんどないから、大変興味深い時間だった。

ある人が40代50代になったときの自分は老害にならずトレンドの思想に乗れているのだろうかなどといったことを心配していて、今のうちからなりたくない自分の姿を思い描ける人はトレンドに乗れなくても若者に嫌われないだろうなと思った。

「若者にいじられなくなったら終わりだけど、愛のあるイジリと舐められることはまた違うよね。ただその差ってかなり判断するのは難しいよね」
という話にはまだ答えが出ていないので、今後積極的に友達との会話の話題にあげていきたい。

私はいじられやすいけど舐められてるなと感じることはあまりない。
多分舐められてると思った瞬間にすぐ帰るからだと思う。
そういうときの私は感じは悪いけど、感じを悪くさせた人が悪いから悪ではない。





とにかく実りある時間だった。

普段友達と話す感覚的な会話も好きだが、時々脳を上手に使いこなしてる人とも会話をするのは大切だな、と思いながら心地よい疲労の中で眠った。



今日はこれから本を読んで、月1の胃腸科に行く。
資料として読む本も好きな作家の新作を読むのも、同じくらいのワクワクする。


先生の診察は丁寧だから、予約してたのに一時間も待ったという口コミを見かける。
でも病院の待ち時間も本を読んでいれば楽しく過ごせる。
そうやって心を健やかに保てるよう、これからも努力を重ねようと思う。

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