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十日町市でのかき氷活動の統括

2019年7月に行ったかき氷活動において、アンケートを配り回答を頂きました。以下はその内容を残し、最後に個人的な所感を書きたいと思います。

1.お客さんと接してみてまたかき氷を作って渡してみて楽しかったことは何ですか?また感想も教えて下さい。

・食べ終わった後に、お客さんが「美味しかったよ」と言ってくれたこと。
・氷を削ったこと。
・お客さんから、注文されたものを作って渡せた事
・お金のやりとりが本当のお店屋さんみたいだった。

2.かき氷販売や準備について、もっとどうしたらもっと楽しく出来そうか、思いついたアイデアやご意見をいただきたいです。

・皆で、協力して準備する。
・看板があったらいいと思う。
・明るく楽しくなるような飾り付けをしてみたかった。
・かき氷にのせる、トッピングを増やしたらいいと思う。

3.もしあなたがオリジナルのかき氷を作るなら

①どんな食材を使ってどんなかき氷を作ってみたいですか?

・カルピスのもと(原液?)をかける。
・みかんの缶詰めのみかんの実とシロップをミキサーにかけた物をかき氷にかける。
・りんご、メロンを使ったシロップを作る。
・チョコやアイスをのせてパフェのようにしてみたい。
・さくらんぼを使ったシロップを作る。


②どんな場所で売ってみたいですか?

・おまつり
・たくさんの人が来る場所
・イベントがある時の“分じろう”や“十じろう”

③だれに食べてもらいたいですか?

・家族、友達、先生
・いろいろな人(大人や子ども)

④今後、かき氷販売以外でこういうものを売ってみたい、作ってみたいというものがあれば教えて下さい。

・お好み焼き
・たこ焼き
・クレープ
・フルーツあめ
(いちごあめ・みかんあめなど…)


~個人的感想~

1の質問について、
お金を介して人と関わる機会として、お金を直接取らず募金という形での実験でしたが、意外と実践的な場としての認識を持ってもらえたなぁと感じました。お客さんの美味しかったよと言う反応は、社会活動における反応なので喜びを感じる機会になったのはとても大きな意義を感じた、やって良かった一番の理由はここでした。

2について、
当日の準備は時間的にギリギリだったのもあり最初は子供達だけでしっかりと統率が取れない難しさがあった。意思決定の判断は高学年が行い、低学年の子たちはお姉さんたちを手伝う流れになった。
こちらはギリギリまで見守り最低限空中分解しなければいいや程度にフォローや必要なアドバイスは入れたけど指示までは出さなかった。
徐々にかき氷をもらう人たちとの関係性から提供者としての意識を醸成し始めた。今回は女子児童のみでの活動だったので、その辺りは感覚的に状況を飲み込み対応する速さがあったようにも感じる、立場が人を変えた典型例という感じに見える。
楽しく出来そうなアイデアとしては見た目をより綺麗にしていきたいというところには理想像をイメージで来ているように感じるので、楽しい事に対しての創造性を発揮しているのではないかと感じた。活動したことによって次のイメージが湧いたので、純粋経験は次のやりたいに結び付けられるように今後共、子供達の目線を大事にしながら進めていきたい。

3について、
ある程度想定内の回答。これはアンケートを行ったためより具体的に内容を深めたり踏み込んだやりとりが出来ないためでもある。
みかんの缶詰は割と具体的だったので自己体験の応用に感じた。
また公共施設ぶんじろうじゅうじろう等も自己体験からきているようにも見える。
どこでどんなものを売りたいかは次の活動に繋げるために必要なヒントになる。
かき氷以外で出してみたいものはお祭りの出店で売っているものが多い。
マルシェの中での出店だったけど、かき氷でスタートしたので子供達のイメージとしてはやっぱりお祭りの一種という扱いだったのではないか。
その中で唯一フルーツアメは出店にもあるけれど流行物で、若者文化が出ているなぁと。オシャレでキラキラしたものをイメージするのってやっぱり楽しいよなぁ。

今までのかき氷活動で一番簡易な形になったが、得られる経験は他と比べて思ったよりも大きな差はなかった。駆け足の準備でなんとか教育活動の体を保てたのはこちらとしても大きな経験になった。
今後も教育を行う上で、その地域の人、場、環境という実情に合わせたちょうど良い機会の提案を行えるよう進めていきたい。
ご家族の皆様、ご支援ありがとうございました。

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