ここ数年で「人生100年」という言葉をよく聞くようになった。
「人生100年」と言われても、平均寿命までが勝負ではないだろうか。
いくら「人生100年」でも、人間は年を重ねて老いていく。65歳で定年退職して社会の呪縛から解き放たれて自由の身になったとして、100歳まで同じように生きていこうなんてのは不合理だ。

当然、加齢とともに身体に様々な変化が起こり始めて、若い頃のようになんの問題もなかった動作や行動ができなくなったり、物事に対しての興味も年々薄れていく。
新しく物事を始めて、自分がそれに対して何を求めるかは考えていく必要があるだろう。

その道を極めてプロになりたいのか？
没頭できる趣味として人生を充実させたいのか？

最もたる例だと、シニア世代に突入してからゴルフを始めて、ゴルフのコーチになることはありえまい。

では、「書く」ということはどうだろうか。

「文章なんて書いたことがないし無理！」とか「そもそも文章を書くことは苦手なんです！」とか色々と後込みすることはあるだろうが、一度書いてしまえば楽しくなる。

自分の友人を主人公にして、自分の思いを書くこともできる。
「物語作りとか行き詰まっちゃいそうで不安だなぁ…」と思うのであれば、エッセイにして、自分や友人を書くこともできる。
言うまでもなく、登場人物や舞台設定を創作して、それによって物語が展開していくのも楽しい。
自分自身の口に出せない言葉や心情を小説の登場人物に吐露させることができる。

さあ、みなさんも何か書いてみましょう❣️