『痛みと癒やし』の裏にあるもの-キロンについて更に考えてみた
キロンのテーマについて考えるとき、最終的にたどり着くのが『痛みと癒やし』であることはほぼ間違いない。しかしそれは、あくまで最終的にそこへたどり着くというだけであって……というのが当記事の内容である。
過去、キロンの話は何本か書いてきたけれど(こちらでまとめています)、今回は過去記事とはだいぶ趣向が違う。出生図上に現れるキロンにどう対処するか、という話ではなく、『キロンの本音ってもしかして……?』という話だ。
正直、癒やしのキロンが好きな人、もしくは今現在キロン的なモノに対して癒やしが必要であるという人にとって、当記事は全く役に立たない代物であるので、ここで回れ右して頂きたい。しかし、キロン的なモノの源について考えたい人にとっては、思考の手がかりが少しだけ増やせる記事であろう、と思う。
尚、当記事は相変わらずn=1の話であり、この記事の内容そのものが正しいとは限らない。あくまで、そういう考えもあるんだな、くらいに受け止めて頂きたい。
興味のある方は、進んでいただければ幸いだ。
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出生図を読む上で、キロンは土星的予定調和に傷を入れる存在であり、どんな人にも存在する弱さや痛みの象徴である……と、私は考えている。その痛みがあらばこそ『痛みを癒やす』体験が可能になる。よって、キロンが『痛みと癒やしの星』であることは、決して間違いではないだろう。
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