ハムスターのおでん
わたしの原風景のひとつ、いまよりさらに無茶をしていた時代、古いアパートでのふたり暮らし、お金がなくておいしいごはんがあった、バランス釜のちいさいおふろ、きらきらの入った砂壁、やさしい生活だった、アパートには外階段があって何回か落ちた、
ハムスターを飼っていた、ハムスターのなまえはおでん、茶色でいつもほかほかしていた、回し車をまわすのがとてもじょうずで、地球をとびだして月にとどくくらい、懸命に回し車をまわしていた、ハムスターのおでん、
数年前にゲームでつくったあの頃の生活、うれしくてハムスターを二匹飼った
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