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二拠点生活っぽい暮らしを始めたことなど近況報告

生きてます。

最後の更新からずいぶん間があいてしまったのですが、元気に生きています。昨年の秋から冬くらいまで心身ともに体調を崩してしまい、SNSとも距離を置いていました。最近は体調も戻ったので、仕事したり、家でひとり本を読んだり、TVerやYouTubeを観てケラケラ笑っていたり、たまに落ち込んで「ダメだ生きられない……」って気持ちになったりと通常運転です。

ちなみにそこまで体調を崩した理由は、自分でもいまだにわからず……。最初は背中とか腰の痛み、喉が痛くなるとか身体の不調にはじまり、整形外科とかに行くも改善せず、泣けてくる、寝すぎるもしくは寝れなすぎる、片付けができなくなる、お風呂に入れなくなる、人に連絡を返せなくなるなど生活に支障が出始めて、「これはメンタルのほうか?」と。メンタルクリニックに行って薬をもらい、しばらくしたら自然治癒(?)しました。徐々に量を増やしていくと言われた薬を増やす前にクリニックに通わなくなったので、わたしの場合は薬の作用というよりプラシーボ効果な気もしてます。

仕事の近況について。

最近は取材案件は少なめながら、興味のある分野やテーマにまつわる記事の取材執筆をさせてもらえていること、変わらずこの仕事で生活できていることに感謝しかないです。

ただ体調を崩していた昨年くらいからずっと身動きがとれず成長できていない感覚があるので、今からでも取材や執筆に対する姿勢やスキルを磨きたいし、新しいことをやってみたい気持ちでいます。そんな思いで今まで読んできた文章関連の本を読み直したり、あまり読んでこなかったビジネス書に手を伸ばしたり。できてないことにばかり目がいく人間なので、自分から何かしようという気持ちになれただけでも前進と思って、自分を励まし励ましやっています。

それから、最近はこれまであまり多く受けていなかったジャンルの取材があって、ワクワクするような新しい知見に出会えるこの仕事が好きだなと再確認しました。同時に、ジャンルを絞らない仕事のスタイルは自分に合っているんだなと思うなど。以前は自分の好きなエンタメ系やライフスタイル系が好きだし向いていると思ってきたけれど、もう少し視野を広げて取材記事に力を入れていきたいです。

直近公開された記事など↓

二拠点生活っぽい暮らしを始めました。

今年の春、遠距離での付き合いが続いている彼が福島の白河に引っ越しまして。わたしも月1回のペースで東京から白河に行き、しばらく滞在する生活を始めました。今はひと月のうち3週間ほどを東京、1週間ほどを白河で過ごしています。

先月と今月合わせてまだ2回しか白河には行ってないものの、遠距離恋愛(個人的感覚は遠距離での別居婚に近い)での二拠点生活を始めてみての所感を書いておこうと思います。

前提として、フリーランスかつ完全リモートみたいな働き方であれば、二拠点生活のハードルはそこまで高くなかったです。個人的には現地取材が好きですが、リモート取材も増えたことで、より場所を選ばなくなった印象があります。

パートナーが転勤になったときに慌てて転職活動をしなくていいのはフリーの良さだなと思ったこともありましたが、二拠点生活をしやすいという利点もあるかもです。

一拠点の賃貸には彼が住んでいるので、大きな出費を交通費だけ。大宮駅〜新白河駅は新幹線で1時間もかからないので、移動も思ってたよりラクです。一時期は兵庫と東京での遠距離だったので、それに比べれば断然近い……!

そして今の生活は、片方にあって片方にないものをいいとこ取りしている感覚があります。あえて言うなら、そのいいとこ取りが二拠点のメリットかなと思います。

たとえば、白河にいるときは人の多い東京で感じてしまう息苦しさがなくて、身内以外の知り合いがいない場所に身を置くことで少なからずリフレッシュできます。素朴で飾らない彼との生活で、自分のなかに抱える余計な「もっと」を下ろせる感じも好きです。ただ、わたしは車がないため移動が不便かつ出かける場所も限られてきます。

その点、東京の家に帰れば、福島にはない自分の好きなお店に行けるし、映画館も劇場も美術館もある。スタバにもロフトにもドンキにも、車なしで行ける。そして東京は、プライベートでも仕事でも、いまの自分にとって会いたい人に会える場所でもあります。(といいつつ、会いたいと思いながら声をかけられず会えてない人ばかりですが……)

そんないいとこ取りができる一方で、いま思いつくデメリットは3つ。毎月交通費ががかかる、仕事のスケジュール調整が必要になる、福島にいるときの孤独感、です。

特に孤独感の部分は大きくて、わたしは福島にも白河にもまだ何の繋がりもないので、地域に貢献できるような仕事ができたらと思っているところです。

パートナーとの遠距離生活という面でも、一人暮らしと同棲生活のいいとこ取りができています。久しぶりに会えるうれしさ、一緒に過ごせる幸せを感じられるのがよきです。

ここ1年くらいで誰かしらに「結婚しないの?」「子どもを考えると〜〜(その人なりのアドバイス)じゃない?」と言われる機会が増え、自分の心がグラグラしたこともあるのですが、あまり「世の中的にこう」にはとらわれずに生きていけたらと思っています。気分屋ゆえ、常に元気かつ前向きでいるのは難しそうだけど、そういうときこそ、今ようやく復活してきた気持ちのような、自分で人生をたのしくおもしろくするスタンスを思い出したいな。

……note書きたいと思いつつぜんぜん書けてなかったので、久しぶりに書けてうれしい。またゆるっと再開していきます。

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