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森田昇「年収300万円から脱出する「転職の技法」」

・本書は、サラリーマン生活20年間で10回の転職を経験し、年収の乱高下を味わうも「ちょいスラ転職」で年収300万円からの脱出を果たした著者が、年収アップの最強のソリューションである転職を勧める理由、著者も実践した「ちょいスラ転職」のメリットならびにそのやり方について紹介した1冊。

・転職は、副業や投資のように時間や労力をかけることなく年収アップを実現する、最高にタイパとコスパが良い方法である。
・転職は時間も元手もかからないし、結果も正しいやり方で行えばマイナスにはならない。労力も就業時間内外の隙間時間を使えば、負担がかからない。
・また、年収アップだけでなく、
◇有名企業への入社
◇テレワークでの空間的自由
◇やりがいがあるチャレンジングな仕事
などといった会社や仕事で悩んでいることが解決できる。
※「著者が転職を勧める理由」、「年収を上げられない人の共通意識」についても触れられているが、詳細は本書をお読みください。

・著者が提唱する「ちょいスラ転職」とは、いわゆる「軸ずらし転職」のこと。サラリーマンの年収は、基本的に「業界×業種」で大枠が決まっている。
・年収アップさせるには、どちらか、もしくは両方を「年収の高い業界」や「年収の高い職種」へ転職する必要がある。それが「軸ずらし転職」である。
・パターンとしては、
①業界を変える、職種は変えない
②業界は変えない、職種を変える
③業界も職種も変える
の3つがある。
①であれば、同じような仕事で業界を変えるだけなので、経験者扱いでの転職が可能。年収アップのために、職種という軸は固定して業界だけ軸ずらしするのが年収アップの近道であり、意外と簡単で効果が高い。ただ、まったくの未経験業界だと内定を得る難易度が上がる。
・この「軸ずらし転職」を2、3回繰り返せば、年収300万円スタートでも10年かからずに年収1,000万円へ到達できる。
※②、③の詳細については、本書をお読みください。

・本書では、「大転職時代がやってきた!」「転職で年収アップは誰でも可能!」「転職の技法「ちょいスラ転職」」「「ちょいスラ転職」の道案内」「転職の技法12選」「転職のゴールとその後」という章で構成されており、「年収300万円以下から脱出するために転職を勧める理由」「ブラック企業の見極め方」「年収1,000万円の道のりとは」「ちょいスラ転職をしていい、してはいけない業界×職種×ポジションとは」「身内は最大の敵になる・上司や同僚、友達は味方にならない」「転職エージェントの距離感と付き合い方」など、今抱えている悩みのすべてを解決に導く転職の技法について紹介された内容となっている。

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