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松下公子「転職内定率90%のアナウンススクール代表が教える!転職は話し方が9割」

・本書は、
◇第一印象が怖い
◇近づきづらいという見た目がコンプレックス
◇コネなし、2流女子大出身
◇茨城なまり
という4重苦に苦しむも、25歳フリーターでアナウンサーに内定し、現在は一般企業の転職など選ばれる人になるサポートや講演活動を行う著者が、転職の極意である「共感ストーリー」の作り方・話し方をわかりやすく解説した1冊。

新卒の面接と、転職面接の違い
・新卒の面接では、学生なので、志望している会社の仕事を基本的にはまだ経験していないことが前提。なので、採用担当者が就活生を見るポイントは「今はできていなくても、将来できるようになりそうかどうか?」という「将来の可能性」を見ている。
・一方、転職、中途採用の場合、「今、できるかどうか?」がポイント。つまり、即戦力になるかどうか、ということが見られているのだ。
・著者自身もフリーターから、佐渡島にあるケーブルテレビのアナウンサーに内定し、その後は愛媛朝日テレビの局アナに転職した。
※その後の著者のキャリアについては、本書をお読みください。

・転職は、面接に力を注ぐことが、内定への近道だと著者は考える。さらに、一番大事なのは「1次面接」である。1次面接に力を注げば、すぐに内定ができるのだ。
・転職面接は上手に話そうとすると、突破できない。
・あるアメリカの心理学者が提唱した「メラビアンの法則」によると、人が他者から受け取る情報の割合は、
◇視覚情報55%(見た目など)
◇聴覚情報38%(声のトーンなど)
◇言語情報7%(話の内容など)
に分類される。
・この3つの情報を総動員することが大切であり、相手を惹きつけるためには、3つの情報を伝える「順番」がポイントなのである。
※3つの情報を伝えるポイントについての詳細は、本書をお読みください。

・転職で選ばれるためには、「共感」が必要である。
・採用側が転職志望者に求めるものとは、
◇情緒的価値(「一緒に仕事したい」と思えるプラスの感情が湧くか?)
◇機能的価値(採用してすぐに即戦力として活躍してくれそうか?)
という2つの価値である。
・いくら信頼があっても、論理的に正しいことを伝えても、人を動かすことはできない。
・エトス(信頼)、パトス(共感)、ロゴス(論理)の3要素と共感がすべてそろっていることで、人を動かすことができ、転職においては採用担当者に内定を出させることができるのだ。
・転職における共感とは、「ぜひ一緒に働きたい!」と思ってもらえるプラスの感情が沸くかどうか?ということである。
・転職希望者は、採用側に「会社の所属やチームが目指す目標に対して一緒に頑張れる人なのか?」といった"あり方"に共感できる人なのかどうかを、て転職面接では見られているのだ。
※転職で選ばれるための共感ストーリーのメソッドについての詳細は本書をお読みください。

・本書では、「転職面接で選ばれるプレゼン手法=「共感ストーリー」とは?」「「共感ストーリー」を作るために「あなたの現在」を掘り起こす」「転職面接に選ばれる「共感ストーリー」の作り方」など、合計6章で構成されており、「転職で後悔しないために「あなたの現在」を掘り起こす5つの質問」「転職面接で選ばれる共感ストーリー作成7つのポイント」「第一印象で面接官の心をつかむものとは」「転職面接で選ばれる「聴き方」のテクニック」など、転職の面接突破の成功法則が紹介された内容となっている。

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