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吉田昌生「書いて整える1分間瞑想ノート」

・本書は、マインドフルネス指導を10年以上前から始め、日本における「マインドフルネス」の啓蒙・普及に早くから貢献し、チャンネル登録者約3万人のYouTubeにて、マインドフルネスひ関する動画を配信する著者が、頭と心が軽くなり、「気づき」が溢れる「書く瞑想」に解説した1冊。

・「書く瞑想」には、いくつかのプロセスがあるが、最も基本的な方法は、「ジャッジせずに自分の頭の中にあるものを書き出す」ことである。
・限られた時間の中で集中的に頭の中にある考えや不安、思い、感情、気になっていることなどを書き出すことで、思考と感情が整理され、不安やストレスといったものが軽減される。
・そして、さらに頭の中から出てきたものを深掘りしたりら自分に質問を投げかけたりすることでさらなる「気づき」を生み出すことができる。
※通常の瞑想と異なるところはどういったことであるかについての詳細は、本書をお読みください。

・瞑想の効果を実感するには、一定期間続ける必要がある。なぜなら、瞑想の効果として謳われるものは、継続的に続けていくことで実感できるものが多いからだ。
・しかしマインドフルネスを含む瞑想は、認知は高まったが、日々瞑想を実践できている方は、そんなに多くはないというのが実情のよう。
・瞑想が続かないボトルネックは、
◇時間がとれない
◇瞑想のハードルが高い
◇効果が実感できていない
◇続いてない
の4つに収斂されるのではないかと著者は考えている。
・瞑想が続かないという人の多くが「時間がない」と言う。日々の仕事が忙しく、すでに埋まっている時間、予定、やりたいことが大量にある中、瞑想の時間をつくることは案外難しいものかもしれない。
・また、日本では「瞑想する環境や場所・スペースを用意する」ことに壁がある。「瞑想すること自体ハードルが高い」ということは、すなわち「習慣化が難しい」ということである。どんな習慣(勉強・ダイエット・片づけなど)を身につけようとするにしても、行動のためのハードルは低くなければいけない。仮にハードルが低くても習慣化は簡単なことではないからだ。
・瞑想が続かないのは、あなたのせいでも、あなたが悪いのでもない。なので、「自分には集中力がない」「せっかく瞑想をやったけど続けられない自分は、なんてダメなんだ」と責めないこと。
※著者が考える瞑想が続かないボトルネックの詳細は本書をお読みください。

・本書は、「瞑想が続かないあなたへ」「『書く瞑想』の基本」「メンタルを整える『書く瞑想』」「自分を癒やす『書く瞑想』」「未来の行動を変える『書く瞑想』」「瞑想しない『瞑想習慣』」という章で構成されており、
◇不安、ストレスが軽減される
◇思考が整理される
◇IQ、EQが高まる
◇メタ認知力が高まる
◇夢、目標を達成しやすくなる
といった効果をもたらす「書く瞑想」のノウハウや効果が紹介された内容となっている。

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