・本書は、4年で180箇所以上の国内サウナ施設を巡り、趣味が高じて、会社員のかたわらサウナライターとしても活動する著者が、自身がおススメする国内のサウナ施設を豊富な写真とともに計70件紹介した1冊。

本書で紹介されているサウナ(一部)

① 亜熱帯サウナ(沖縄)〜原生林を楽しめる地上の楽園〜
・「亜熱帯サウナ」のオーナーは、タイのサムイ島で、"タマリンドスパ"に出合い、サウナや川の水風呂、タイ式マッサージに感動し、同じような場所を日本に作りたいと、思いきって沖縄に移住し、夢へのファーストステップとして、2015年に「亜熱帯茶屋」をオープンするも、コロナの大打撃を受けた。
・コロナ禍で有り余る時間の中、「山を丸ごと使った楽園のような場所を作りたい」と東京ドーム約1個分の山を借り、約1年かけて誕生したのが「亜熱帯サウナ」である。
・200kg近い石を積んだ薪ストーブがある「亜熱帯サウナ」を飛び出すと、大自然の湧き水を引いた水風呂があり、さらにその先を少し歩けば、沢もあり、川ドボンならぬ"ジャングルドボン"も味わえる。
・また、テラスにはベンチやブランコ、ハンモックがあり、力強くて神秘的な森のパワーを味わうことができる。
※「亜熱帯サウナ」の詳細や著者が楽しんでいる様子の写真も収録されているが、詳細は本書をお読みください。

②SaunaSpaceTOJIBA(長野)〜登山列車で標高1050mへ！Made in 長野の本格サウナ〜
・SaunaSpaceTOJIBAのサウナは、フィンランドのスモークサウナをイメージしたサウナ小屋である。
・こちらの水風呂は、浅間山麓の水を贅沢に掛け流すことができ、飲用もOKである。
・休憩時は、ブランコに揺られての外気浴や、菱野温泉の送迎バス内での内気浴ができ、サービスとして、もろきゅうやシャインマスカット、苺といった季節ごとの小諸の地の物をいただける。
※著者は、〆のセットラウンドとして、「あること」を体感してほしいと語っているが、詳細は本書をお読みください。
※長野のサウナはこちらを含めて7軒収録されている。

③蒸-五箇サウナ-(京都)〜銭湯のように愛される行きつけサウナ〜
・「蒸-五箇サウナ-」のオーナーは、長野の「The Sauna」でサウナを学び、その経験を踏まえ、ベンチ高やサウナストーンにこだわった。
・こちらのサウナは湿度がとても高く、「いつまでも入っていたくなる気持ちよさ」と著者は語る。
・水風呂代わりの鱒留川は、地元の高校の生物部の生徒と協力し、生き物も住みやすいようにと整備された。
・整備された鱒留川は、透明度が高く、漂う藻も美しい。夏場は水遊びをしたり、そのまま日光浴をしたくなるような、ちょうどいい水温とのこと。
※「蒸-五箇サウナ-」では、地元ならではのお楽しみも紹介されているが、詳細は本書をお読みください。
※京都のサウナはこちらを含めて6軒収録されている。

・本書は、「Green 眩しい緑は生命の息吹 さあ、エネルギーチャージの旅へ！」「Water 世界中から熱視線！豊かな水資源をサウナのために・・・」など合計4章で構成されており、
◇茨城 コアミガメ
◇栃木 Quiet Storm Nasu
◇北海道 しんむら牧場 ミルクサウナ
◇岡山 SETONITE
◇愛知 きの助 島のサウナ
◇岩手 星降る山荘 七時雨山荘
◇千葉 Renta
◇石川 香林居
など70軒のサウナが、著者が実際に体験している様子の写真と共に収録されている。
また、
◇サウナ旅に持っていくものとは？
◇基本的なサウナの入りかた
◇サウナ芸人の高橋茂雄さん(サバンナ)のインタビュー
など、知っておいて損はないサウナの情報も収録されている。

私もあちこちまわっているので、今後のサウナ探しの参考にしたいと思います。

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