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カール=ヨハン・エリーン[著]三橋美穂[監修]「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」

・本書は、行動科学者で、スウェーデンの大学でコミュニケーション学の講師を務める著者が、「すべての家庭の助けになる」と考え、読むだけでお子さんが眠る「心理学的効果が実証済み」の絵本である。

・本書は、読み手である「あなた」が、本の中に入り、ロジャーという小さなうさぎと共に、さまざな経験や通じてぐっすり眠ることを目的としている。
・眠るためのヒントとして、物語に登場人物(おかあさんうさぎ・おねむのカタツムリ・ウトウトフクロウなど)からぐっすり眠れる方法を聞いて、それを実践したり、読み進めるたびに気づけば眠りについてしまう、という内容になっている。

・本書は、眠らせることに徹した斬新なアプローチととった「おやすみ絵本」であり、お子さんの頭の中の考えが、読み聞かせをしながら、眠りに効果のあるストーリーにスッと入れ替わることで、実際に眠りに落ちてしまう、というものである。
・物語に感情移入して読み聞かせてしまうと、読み手であるあなたも途中で眠くなってしまうかもしれません。また、本書の冒頭には、「車を運転している人のそばで絶対に音読しないこと。」と書かれており、その効果の絶大さがわかります。

「眠りたいけど眠れない」という方は、子どもに限らず、大人の方々もぜひ読んでみてください。その効果は、読んだ人にしかわかりません(笑)

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