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夢中になれた事

待ちに待って楽しみにしていた事って興奮の余りなんか一瞬で過ぎ去ってしまったような感覚になりませんか。
すごく楽しみにしていた旅行とか、憧れていたあの人とのデートとか 笑

シーズンも突如終了になりそんな感覚から久しく遠ざかっていたここ最近。待ちに待っていたあのドキュメンタリーが公開されました。
そう「THE LAST DANCE」あの神様マイケル・ジョーダンと2度目のスリーピートを達成し、解体された90年代NBAを代表するシカゴブルズの作品です。

これを観るためにNETFLIXと契約したと言っても過言ではありません。
世界的な感染症拡大の影響によりあらゆるスポーツ、エンターテイメントが中止になり、自宅待機中の中での公開は本当にありがたかったです。当初公開予定だった6月から2カ月も前倒ししてくれた、ESPNには本当に感謝です。

って言う完全ファン目線の文章ですが、バスケットボール選手の端くれとして感じ取った事を書いてみます。

ジョーダンのえげつない程の競争心
フィル・ジャクソンの人心掌握術
ジョーダンとブルズが教えてくれた事
・あとがき

ジョーダンのえげつない程の競争心

ラストダンスを観てみて終始感じた事は、ジョーダンの人並み外れた競争心
あの世界中の負けず嫌いの集まりとも言えるNBAの中でも、ダントツだったであろうと思える言動、エピソードばかりでした。

92年のバルセロナオリンピック直前トレーニングキャンプでのスクリメージで、マジックチームが圧倒したゲーム中にジョーダンをトラッシュトークで煽りまくった結果、怒ったジョーダンが一人でゲームをひっくり返して勝つ。

ラストショットに繋がる話で、野球から復帰仕立てのジョーダンにジャズのブライアン・ラッセルが、俺なら止めれる的な事を本人に口走った事を覚えてて、97年のファイナルでのマッチアップで圧倒 笑

もう一つ面白かったのは、いつも一緒にいるセキュリティのメンバーとロッカールームで暇つぶしにやっていたゲームでも勝つまで繰り返す。
このメンタリティはなかなか真似しようとしても出来ないです。

どんな相手、勝負だろうと負ける事が受け入れられないと言うよりか、些細な事でもモチベーションにして自分を追い込むと言う事は並大抵の精神力ではなかったと思うし、プレッシャーも想像を絶する事だったでしょう。

フィル・ジャクソンの人心掌握術

フィルは当時まだ高校生だった僕にも分かる程、他のコーチとは違う雰囲気を醸し出していました。どこか全てを悟ったかの様な落ち着きと、佇まいがそう感じ、ゼンマスターと呼ばれる所以かも知れません。

ジョーダンと言う絶対的なエースとクセのある個性的なベテラン選手達をまとめる事は、フィル以外にはとても無理だったんだろうなぁと改めて感じました。

中でもデニス・ロッドマンを上手くコントロールしてブルズにフィットさせる事が出来たのはフィルの人心掌握術の為せる技だったのでは無いかと,
リバウンド、ディフェンスはNBAでもトップレベルしかし、プライベートとメンタルに問題がある彼の話を聞き、コントロールし仕事に集中させる、ロッドマンに取っては父親のように接し良き理解者として、チームの一員としてしっかり受け入れる。

シーズン中に休みが欲しいとかいきなり言い出すロッドマンに対し「48時間だけだぞ」って言って許してしまう懐の深さと言うか、突飛な発想と言うか、もうロードマネージメントとか言ってるレベルでは無く、シーズン中にチームから離れる事を許すコーチは今ではいないでしょう 笑

ジョーダンにしろロッドマンにしろ後のコービー&シャックにしろスーパースーター達を納得させ尊敬を勝ち取るには、人間性、知識、経験、オーラ、人を引き込む力全て兼ね備えていないと出来なかった事ではないかと。

その後ニックスの球団社長になった時は偏屈、時代に逆行、老害とまで言われ9回もNBAを制したHCだったのにと少し寂しい気持ちになった事を思い出しました。


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ジョーダンとブルズが教えてくれた事

ジョーダンが監修しているプログラムなので、彼の主観が入っている事は間違い無いのですが、それを差し引いても当時の感動が蘇り、バスケット、NBA、マイケル・ジョーダンに熱中していた学生時代を思い出すと共に当時の日本で、まだ英語も良く分からない、インターネットもまだ発達していない時代では余り知り得なかった当時の状況が知れて、楽しかった反面少し複雑な気持ちにもなりました。

シーズンが始まる前からこれが最後とチーム全員が知らされて望んだシーズンで、色々な問題が次から次へと出てくる中で、どうモチベーションを保ちファイナルまで辿りついたのかが20年経った今知れた事で改めて、マイケル・ジョーダンと2回の3ピートを達成したブルズが、僕のバスケットに対する情熱の源である事を再確認。

この経験したことの無い事態の最中、正直バスケットの試合を観る気になかなかならなかったし、中途半端にシーズンが終わってしまった事でプレーする気も湧いて来なかったのですが、「THE LAST DANCE」を観てやっぱり自分にはバスケットボールが自分の一部なんだと、こんなに夢中になれるものなんだと、ジョーダンがまたしても教えてくれた気がしました。


あとがき
noteを書こう書こうと思いながらなかなかアップ出来ずな日が、あっという間に過ぎてしまい。。。
そういえば学生時代作文苦手だったなぁって思い出したり、飽きっぽいからなぁって言い訳してみたり、してたのですが。
なんだかんだで、正直ビュー数見てモチベーション下がったってのが本音です^_^;

雑草だって事忘れてちょっとまた勘違いしてました。

雑草は雑草らしく踏まれても踏まれても力強く立ち上がっていこうと思います 笑

note書いてて良かったなぁって事も何回かあったので、色々励みにして頑張ります。
最近褒められたりして無いんで、リアクションとかサポートとかして頂けるともっと頑張れます 笑 




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