2024年4月4日ドイツ国防相はサイバー防衛専門部隊など軍の再編を進めることを発表した。65億ユーロを予算に追加し、GDPの2％というNATOの軍事支出目標を達成する。サイバー空間の防衛ではハイブリッド脅威に焦点を当てている。

Germany announces military overhaul with eye on cyber threats
https://www.reuters.com/world/europe/germany-announces-military-overhaul-with-eye-cyber-threats-2024-04-04/

また、Financial Timesはロシアがドイツに対してデジタル影響工作を強化していることを伝えている。内容は最近の記事で紹介したもの。

Russian disinformation on Ukraine has grown in scale and skill, warns Berlin
https://www.ft.com/content/12c58303-ca41-4b16-bfd3-4612f3f3ae4c

ロシアの影響工作をチェコ保安情報庁が暴いたのはEU議会選挙対策？
https://note.com/ichi_twnovel/n/n674547fe89b2

近年、ドイツは極右が台頭しており、その背後にロシアとの結びつきがあるのは既知の事実だった。農民の抗議活動などの動きやクーデター未遂事件にもロシアの影がある。いよいよ本格的な対処に取り組みだしたということなのだろうか？

Bundeswehr der Zeitenwende: Kriegstüchtig sein, um abschrecken zu können
https://www.bmvg.de/de/aktuelles/bundeswehr-der-zeitenwende-kriegstuechtig-sein-um-abzuschrecken-5765386

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ネット世論操作とデジタル影響工作：「見えざる手」を可視化する
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『犯罪「事前」捜査』（角川新書）＜政府機関が利用する民間企業製のスパイウェアについて解説。